今朝、msnニュースで、産経新聞の、
《【衝撃事件の核心】中国人女性?の甘い罠 「新型おいはぎ」が東京・新橋で急増中》
と題する記事を興味深く読んだ。
かつて飲んだくれ時代、サラリーマンの聖地・新橋には憧れたものだ。新橋へわざわざ飲みに行ったことが何度もある。
のんべーには中々魅力的な街で、ガード下の一杯飲み屋もあれば、煙もうもうの焼き鳥屋もある。もちろん、それなりの女性が側に付く店も沢山ある...が、私は安酒を飲んで酔っ払うのが専門だったので、その手の店には入ったことが無い(笑)
余談はさておき、この記事に書かれていたのは、ざっと次のようなことだ。
標的は、夜も更けた頃、一人でふらふら歩く40~50代の泥酔男性。仕掛けるのは、中国人らしい女性。(記事の文中では、「らしい」と表現しているだけで、日本人かも知れない...)
「お兄さん、もう一軒、もう一軒」と呼びかけ、顔と身体を近づけて、誘う。釣られて入店し支払い時にクレジットカードを預けると、何度も高額な代金を切られたり、キャッシュカードしかないと、コンビニのATMまで一緒に付いてきて、暗証番号を盗み見して、泥酔しているのをいいことに、勝手に目一杯引き出したりするのだと言う。
一人当たりの被害額は、10万~数十万に及ぶとのこと。
で、記事には、
【後になって被害に気付き慌てて警察に相談するが、多くの被害者が決まって言うのは、「どの店か覚えていない…」。酔って記憶力が低くなっているうえ、女性があえて遠回りしながら店に案内するので思い出せないのだという。】
と書いてある。
あー、あー、あー...開いた口が塞がらない。過去の私は、たまたま運よく被害に遭わなかっただけだなぁ。
で、更に記事は、こう締めくくられている。
【警視庁幹部は、「新橋で飲んでいるのは真面目に働くサラリーマン。会社も家庭も支える彼らの被害を聞くのはやりきれない」と憤り、「サラリーマンの聖地を守るため早急に対策を行っていく」と話している。】
本当は、警視庁のお巡りさんに守ってもらう前に、泥酔に至るまで酒を飲まなければいいのである。
が、そこはそれ、酒と言う魔力を持った飲み物のこと、飲み出したら止まらないのも事実。
ここは、個人の考えで、飲み続ける、断つ、のどちらかを選択する他ない。
誰かが泥酔して被害に遭いそうなところへ、正義のヒーローの如く、いつもお巡りさんが来てくれればいいけれど、これだけの飲酒天国であるからして、新橋だけ重点的に守るわけにも行かないだろうし。
仕事が終わったらさっさと家路について、自宅で寛ぐとか、スポーツクラブで汗を流すとか、銭湯でゆっくりするとか、まー、そう言った、飲酒以外の過ごし方をメインにするのが良い。
ちょいと狂歌をば。
→先ずは、新型おいはぎ。
『シメシメと フラフラ歩く カモ見つけ 全て巻き上げ 満面の笑み』
→新型おいはぎにやられた、泥酔カモ氏。
『飲み過ぎて 気付いてみれば 領収書 額に目玉が 飛び出て落ちる』
一方、本日夕方読んだ、朝日新聞デジタルのニュースでは、
《牛丼店で居合わせた客に暴行、死なせた疑い 男を逮捕》とのタイトルで、
本日(2015年10月17日)の朝、JR御徒町駅近くの牛丼チェーン店で、酔っ払い男A(29)が、複数の客に言いがかりをつけるなどして絡んでいた。それを男性Bさん(63)から注意され逆上。午前7時35分ごろ、店の外で、Aは、Bさんを蹴るなどの暴行を加えたそうだ。Bさんは病院に搬送されたが、意識不明で、約6時間後に死亡した。
酔っぱらいには気を付けないといけない。酔っぱらいは聞く耳など持たぬ。
酔っぱらいは、五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)が、アルコールによって麻痺しているのである。アルコールによってフィルターが掛かっているのである。←情報の入り口。
酔っ払いの脳は、アルコールによって論理的に破綻している。←情報の処理。
酔っぱらいは、すぐにカッとなり、抑制が効かない。先日(2015年6月下旬)の、飲んだ帰り口論となり同僚の目を傘で突き刺した事件が記憶に新しい。←処理後の情報の出力。
酔っぱらいをコンピューターに例えると、入力、処理、出力すべてエラーを起こしている。
二つの事件の主原因となった液体は、酒(の中に含まれるアルコール即ちエタノール) 。自分が飲まなくても、飲み過ぎて泥酔している酔っぱらいの暴力の被害者になることもある。
何とかならないものか、と思っても、何ともならないが、自分で出来ることは二つだけ。
1.酒を飲まない。
2.酔っぱらいには近づかない。
これだけだろうなぁ。
Happy!《読者通信》に、常連のNoSakeSince20131225さんからと、きのこさんからは初メール便が届きました!
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