さてと、断酒の初心に帰って、学ぶ。
『断酒学(村田忠良 著/星和書店)』
スエヒロさんから教えて頂き、図書館を探してみたがどこにも無くて、amazonで購入!
とても良い内容の本なので、amazonで皆さんに紹介しようと思ったが、絶版になっている上に、品薄のようで、中古本の出品も無い。私が購入した時点で、確か残り数冊だったと記憶する。是非復刊してほしいものである。
はっきり言って、かなり毛色の変わった本である。著者は、精神科のベテラン医師で、本書を読んだ感じでは、信念を持ってアルコール依存症患者の治療に当たっていたようだ。が、残念ながら、2008年に逝去された。
医師が書いたアルコール依存関連の本は、大抵、アルコール依存症とは何ぞやから説き起こし、何名かの治療の実例を書き、どのような過程を経て回復に至るか、家族の役割はどんなものか、更には、断酒会やAAとの連携はどうあるべきか、で終わる体裁が多い。
この本は、医師が書いているのだが、立ち位置は、私たち、ノンダクレーズである。断酒の原点は、のんだくれが、己の酒害状況を自覚することである、と書いておられ、私の原点が正にドンピシャそのとおりだったので、思わず心の中で拍手喝采をしてしまった。
私が写したこの本の裏表紙の写真、光って見えにくいが、文言は、次のとおりである。
「敢えて断酒学と題する所以は、徹頭徹尾実際に有用でありたいと願うからに他ならない。
断酒学によって提供される理論と技法は、断酒のために用いられ、その有用性が確認され謬りは訂正され、不備は充足され、常に検討、改善されねばならない。」
私が特に感銘を受けた箇所を、抜き書きしてみる。
「断酒は、”よりよく生きる”ための生活作法としてあるのであって、だからそのためには貪欲なまでの人生に対する興味・好奇心・関心がなければならない。生きる意味の探求心の強い人が断酒できるのであるし、断酒できると一層生き方の吟味が丹念になされるようになるのである。」
(明日、もう少し書き足す予定・・・)→だったが、感想文だけで終わらす内容の本ではなく、かと言って、皆さん買って読んで下さいと勧めようにも、売っていない。図書館でも、置いてあるところは少ないだろう、きっと。私の近隣の自治体の図書館をサーチしてみたが、置いてあるところは皆無だった。
さて、どうしたものかと、思案中。
この本を底本として、断酒学を学び、断酒家を目指すブログを作ってみようかな。
『断酒家入門 一緒に断酒学を学んで、皆で断酒家になろう!(仮題)』
(東京ドームと月)
(後楽園ホールへボクシング観戦に行って来て、帰宅がかなり遅くなった。)
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