大晦日に起きた、駐車場での事故のニュースを見た。
立体駐車場の5階部分から、家族5人の乗った車が、約13メートル下に落下して、3人が死亡、2人が重体だそうだ。
自動車は、とても便利だ。アクセルを踏むだけで、人間をどこへでも運んでくれる。雨の日でも濡れないし、寒ければ暖房、暑ければ冷房の車内は、春夏秋冬快適である。運転免許があれば、誰でもこの便利なツールを使うことが出来る。
ただ、使い方を誤ると、そこには大きな落とし穴が待っている。昨今の、自動車事故のニュースが、それを物語っている。飲酒運転もあり、高齢者の運転もあり、それぞれ、自動車そのものではなく、使う側の使い方に問題があるケースが多い。
酒も全く同じことだな、と再認識した。
酒も、飲むだけで即時に気分を変えることの出来る、とても便利なツールである。自動車よりも更に手軽なのは、飲むのに資格など不要だと言うこと。法的には、成人でさえあれば良い。
どこにでも売っていて、誰でもいつでも飲む事ができる。
正に、anyone anytime anywhere(誰でも、いつでも、どこでも)である。
裏を返せば、誰でも、いつでも、どこでも、便利な酒の罠にハマる可能性がある。何故ならば、酒の主成分エタノールは、どんな人間にも等しく作用するからである。
酒=エタノールと考えると分かりやすい。エタノールは、ビールで約5%、日本酒で約12~15%、焼酎では約20~35%、などの割合で含まれている。酒は、飲む量に制限が無く、それは飲む人に委ねられている。
極端な話、死ぬまで飲んでも良いわけで、もし、周囲に誰もいない環境で、1人で致死量を飲んでしまったら、その死には、一体誰が気付くのだろうか。
目出度い正月に、とんでもない記事を書いて恐縮だが、正月だからこそ、酒の恐ろしさを再認識し、今年の断酒の糧としたい。
酒と言う、あまりにもお手軽すぎる飲み物には、厄介な罠が仕掛けられているのだ。飲む人は、罠に掛かった後でしか、気付かない。
この酒の罠に決して掛からない唯一の方法は、断酒である。酒を飲まなければ、絶対にエタノールが身体に作用することは無い。2017年を、酒の罠とは無縁の生活で楽しく過ごすために、今年も断酒の仲間と一緒に日々を過ごすことにしよう。
地元のウォーキングの会で、雑司が谷七福神を巡る初詣を、歩いてきた。
恒例の、不飲酒仙人のかみさんと一緒だ。酒を断ってから、夫婦で行動することが多くなった。
飲んだくれの頃の正月は、昼間から飲んでいたり、前日の酒が残っていて二日酔いだったりで、どんなに晴れていても、歩くことは考えられなかった。
神様はいるのかどうか分からないけれど、七福神を巡りつつ、今年の過ごし方について、いろいろと考えることが出来たので、とても良かった。
「酒をやめてhappyになろう!」
今年もやっぱり、これだなぁ~!
先ずは、酒をやめること。それが先決だ。
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