元旦。
毎年、一年の始まりのこの日に、今年こそは、といくつも高尚な目標を掲げたものだった。で、その年の大晦日にその目標はどうなっているかと言えば・・・これも毎年同じこと(笑)
酒を断ってから、毎年(と言ってもまだ4度目だが・・・)の大晦日に思うのは、「飲まなくて良かったな~」であり、翌年の元旦に掲げる目標は、「今年も断酒だけは続けるぞ~」だ。
断酒に当たって、自分独自の嫌酒路線を貫いて成功した私は、これからも嫌酒で行く。酒を断つには、酒を嫌うのが一番手っ取り早い。これは、私の持論である。どうせ酒を断つなら、酒を好きなままでいるのは、心理的に辛い。ならば、理論武装して、徹底的に酒を大嫌いになれば良い。
時間的には1年くらいかかるけれど、頭の中で、酒への《思慕》を《憎悪》へと180度切り替えることに成功すると、酒への未練は無くなり、酒を見ただけで吐き気を催すまでになる。
☆自分にとっては垂涎の的である酒が、見ただけで吐き気を覚えるだと!?
☆そんなことあり得ない!絶対にウソだ!
誰しも、飲んだくれの人は疑うことだろう。私もたぶん、断酒前から、断酒後1年未満の頃は考えてもいなかったし、酒を徹底的に嫌えば、見ただけで吐き気がするなんて、こんなことを言われたら、ウソだ!と叫んだはずだ。
でも、実際に私が今そうなっているので、ウソではなく、本当なのである。
例えば、先日書いた、年末のジムの忘年会では、ビールのサーバーが会場に設置され、誰でも自分で注いで飲み放題の演出だった。隣では笑顔満面ののんべー達が、これ見よがしに、私の目の前で、ジョッキを振り上げて飲んでいた。私は、それを見てさえ、心の中では、「オェーーーッ!」と吐き気を催していた。
今年は、この、酒を徹底的に嫌う断酒のやり方をもっと世の中に広めたいと考えている。
どんなやり方にしたって、問題飲酒、過剰飲酒の人が酒を断って、日々断酒が継続すれば、それが一番なので、もちろん、私はこれで行く!と、自分に合った断酒のやり方がベストだけれどね。
2017年のスタートの本日。2017年元旦。大いに訴えたいのは、酒をやめたほうが、人生楽しい、明るい、安心、安全、快適、健康、家庭円満、夫婦愛和、仕事順調、睡眠良質、その他良いことばかりだと言うこと。
例えば今年、これまで通りの頻度と量とで酒を飲み続けた場合と、元旦の今日から一滴の酒も口にしなかった場合と、同じ人の人生がどんなに違うのか、考えてみよう。
飲み続けた場合、貴重なお金は酒代に消え、時間は飲んだくれと二日酔い解消に浪費される。仕事に穴をあけ、身体はアルコールで傷めつけられ、泥酔によって家族や友人に迷惑を掛ける。ひょっとしたら、酒が原因で命を落とすかもしれない。
酒を断った場合、これまで浪費していた酒代と時間は、他のことに使える。規則正しい生活によって蘇ったクリアな頭と身体で、仕事は捗る。酒による失態が無くなり、家族や友人から信頼される。酒を断ったことにより、人生が輝きを取り戻す。
こんな風に、ちょっとシミュレーションしてみるだけで、如何に断酒が素晴らしいことなのか分かる。
飲酒に問題があり、飲む酒のコントロールを出来ない私たちにとっては、酒は飲むものではなく、やめるものなのだ!
2017年も、酒とは無縁の楽しい生活を送ろう!
*広告
↓↓↓※コメント欄は、承認制にしています。すぐには反映されませんが、必ず、読んで承認しますので、お待ち下さい<(.".)>
(まことに勝手ながら、コメント内容によっては、承認の前に、削除することもあります)