昨日に引き続き、大阪オフ会で学んだことから。
その前に、遅くなってしまったが、遠く長野から参加して下さった、toyotaroさんに感謝の意を伝えたい。
松下さん、マッキーさん、私、他、断酒の仲間たちの口から、数々のきらめく言葉が飛び出したのは、toyotaroさんが、自分の気持ちを全く飾らず、悩んでいること、思っていることをストレートに出して下さったからである。
それを聞いていた周囲の人間は、toyotaroさんに真摯にアドバイスをすることが出来た。
以下に、『困難だけど簡単な断酒(断酒4年113日目)』にtoyotaroさんが下さったコメントの一部を抜粋してみる。
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皆様にお話を聞いていただいてよかったです。あのオフ会がなければ今でも機会飲酒を考えふらふらしていた事と思います。あの日 断酒を決意し帰路に着く途中で 「やっぱり飲みたかったんだな」と 思いました。
みなさん一貫して「一杯もいらない」とおっしゃり、ほんとの気持ちを伝えているんだと気づいた瞬間(結構時間がかかる)「ポロ」っと今まで突き刺さっていたなにかが取れた感じでした。
もう一生飲む必要がない。
とわかってからほんと心が軽くなり「お酒を手放せたなあ」と感じています 。「困難だけど簡単」意味がわかりました。
気が付くまで粘り強く待ち続けてくれたみなさまありがとうございます。
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この中で、《 「ポロ」っと今まで突き刺さっていたなにかが取れた感じ》と表現されている《なにか》は、《飲酒願望の棘(トゲ)》だったのだろうと、私は推測する。
棘に例えるなら、断酒当初は、《飲酒欲求の棘》と《飲酒願望の棘》が突き刺さっている。アルコールが抜けるに従い、早い段階で《飲酒欲求の棘》はポロリと抜ける。が、厄介なのは、《飲酒願望の棘》のほうだ。
例えば、1年間全く飲まなかったのだから、冠婚葬祭の時だけは飲んでもいいじゃないか、とか、歓送迎会の時の最初の一杯だけは大丈夫じゃないか、とか、突き刺さったままの《飲酒願望の棘》が囁く。
toyotaroさんはオフ会で、この《飲酒願望の棘》を、見事取ることに成功し、その心の変化をとても分かり易い文章でもってコメントして下さった。
《飲酒欲求の棘》や《飲酒願望の棘》を刺さったままにして、何年も断酒を続けていたら、いつもチクチク刺激されてイライラするだろう。それでは、棘のチクチクを我慢する断酒と言うことになる。
私にも棘が取れた瞬間がたぶんあったのだが、覚えていない。が、考え方の変化は記憶している。私の心の中で、酒が飲み物から毒物へと、その位置づけが変わったのだ。それと同時に、毒を飲みたいと願望することも無くなった。
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