年末年始は、酒を飲む機会が多い。
例によってこの時期、如何に酒をスマートに飲むかを指南する記事が目に付く。 昼間tweetもしたのだけれど、Yahooの記事に出ていた、二日酔いに関する記事を見つけて、思わず噴き出した。
もの凄く真面目に、二日酔いの原因と、それの科学的回避法について論じている。 飲んだくれ時代の私なら、食い入るように読んだはずだ。
飲酒を前提にするならば、この記事に書いてあることがいちいち腑に落ちることだろう。
酒を飲むことが当然で、では、如何にすれば、二日酔いなどしないように、上手に飲むことが出来るか。
そうかそうか、こんな飲み方をするから、ダメなのか、こう飲めば、二日酔いにならないんだな・・・頭では理解できる。だが、所詮は畳の上の水練であり、机上の空論なのだ。
どんなに素晴らしい酒の飲み方を学んでも、飲んだくれは、飲み出したら止まらない。だらしなく飲み続けて、翌日は酷い二日酔いに悩まされる。
二日酔いしない人は、しない飲み方を出来る人だし、二日酔いしてしまう人は、する飲み方しか出来ない人なのだ。
そもそも、飲酒を前提に物事を考えるから、出来もしない、二日酔いを避ける上手な飲み方などを模索してしまう。
飲酒を前提にして、二日酔い対策を考えることは、丸で、病原菌をわざわざ飲んで、病気を発症することを前提にして、その対処法を考えるようなものである。病原菌を、寄生虫に置き換えても、同じだ。
のみすけとヨイドレの会話で二日酔い回避の奥義を表現してみよう。
「二日酔いにならない、とっておきの奥義を教えてあげるよ!」
「え!ほんとに?どんなこと?」
「あのね。。。それはね。。。酒を飲まなければいいのさ!」
「そんなの当たり前じゃぁぁぁん!?」
そう、その当たり前のことが、飲酒を前提に考えていたら、出来ないわけだ。
当たり前に、飲み会の最初から酒を飲まずに、涼しい顔でジュースでも飲んでいればいいのだ。
周囲の飲酒に自分を合わせる必要などない。
と、私は書くけれど、そんな無責任なことを勧められても、自分の置かれている環境では、酒を飲まないわけにはいかない、と言う方もいらっしゃることだろう。
まことにもどかしいのだが、あなたが飲み会で、どう振舞えば酒から距離を置くことが出来るか、私には的確なアドバイスを送ることが出来ない。
ひとつ言えることは、自分を酒から守ることが出来るのは、自分だけだと言うこと。
頭をひねって、絞って、叩いて、自分が酒を飲まずに済ませられる方法を、どうか編み出してほしい。酒さえ飲まなければ、二日酔いになることは絶対にないわけだから。
*広告
↓↓↓※コメント欄は、承認制にしています。すぐには反映されませんが、必ず、読んで承認しますので、お待ち下さい<(.".)>
(まことに勝手ながら、コメント内容によっては、承認の前に、削除することもあります)