時おり、人やモノの名前が思い出せないことがある。
老化によるものとは分かっているが、かつて大量に身体に流し込んでいたアルコールによって、脳がダメージを受けて委縮してしまっていることも影響しているかもと、ゾッとしている。
「アルコール+脳萎縮」でググってみると、アルコールによる脳萎縮についての情報が、脳の画像と共に沢山検索されて来る。
脳萎縮やアルコール性認知症については、何度もこれまで記事に書いて来たので、改めては書かない。
あの酷い二日酔いの時の、頭が万力でぐいぐい締め付けられるような痛みは、確実に脳細胞がアルコールによって傷付いていたのだろうと思うと、もっと早く酒の正体に気付くべきだった。
以前書いた記事で、それでも脳は、変わることと、アルコールのような常習性薬物が脳にどう作用するかを学んだ。
上記リンク先の記事から、抜き書きしてみる。
「常習性薬物は、脳の報酬系を活性化して乗っ取り、それによって起こる変化は、脳の中からその物質が消えても長い間残って、渇望や強迫的な薬物探索行動を引き起こす。」
これが酒(アルコール)の正体なのだが、飲んだくれている人で気付く人はいないと言える。自分の飲酒に問題を感じた人で、更に断酒へと進む人の中に、酒の正体に気付く人が出て来る。
断酒は福音、つまり、喜ばしい、良い知らせなのだ。それなのに、酒の正体に気付き、酒を断つことがどれほど、良いことかが、他の人には中々伝わらない。日々、断酒のブログ記事を書いているのは、これを何とか多くの人に伝えたいからである。
酒のことをいつも考えている人。
毎日酒を飲まずにはいられない人。
酒なしではいられない身体になってしまっている人。
恐ろしい常習性薬物であるアルコールに身も心も奪われてしまっている人。
私もかつては酒なしではいられない人間だったのだが、酒を断ってみて、酒なんぞ無くても、いや寧ろ、酒なんぞ無いほうが、人生が良い方向へ向かうことが分かった。
酒の正体を暴いて、断酒こそ福音であることを、もっと多くの人に知ってもらいたいし、世の中に断酒をもっと広めたい。
福音と言うと、イエス・キリストが浮かぶ。キリストの説いた福音と断酒は似ているような気がする。
断酒すると、飲んだくれから迫害されるし、断酒が福音であることを理解する飲んだくれはほとんどいないから。
本当に良い知らせと言うものは、ごく少数の人にしか伝わらないのかもしれない。
*広告
↓↓↓※コメント欄は、承認制にしています。すぐには反映されませんが、必ず、読んで承認しますので、お待ち下さい<(.".)>
(まことに勝手ながら、コメント内容によっては、承認の前に、削除することもあります)