愛知県警が昨日(6/10)行った《ながらスマホ》取り締まりの映像ニュースを見た。
警官が道に立ち、通行する車に目を光らせている。ながらスマホをしているドライバーを見つけると、《止まれ》の旗を出して、路地に車を誘導し、検挙する。
スマホを見ながら車を運転しての死傷事故は、これまで多く起きている。前を見て安全運転をしていても避けられない事故があるのに、スマホを見ながら運転するなど言語道断である。
ニュースの最後の方で県警の人が、
「時速40kmだと、1秒で11m進みます。危ないので絶対にながらスマホはやめて下さい。」
と言っていた。
《ながらスマホ》のニュースを見て、私は人生の《ながら飲酒》を考えた。
以前に書いているけれどもね。
私たちの人生の時間は有限で、母の胎を出でて、オギャーと一声泣いて呼吸を始めてから、息を引き取ってあの世へ旅立つまでの、たったの数十万時間である。
80歳まで生きても、700,800時間。
(1年365日 × 1日24時間 × 80年)
酒を飲んで酔っ払いながら過ぎて行く時間は、貴重な人生の浪費だ。
浪費だけならまだ良いが、毒物のアルコールに身体が侵され、脳がやられ、ゾンビのように行動し、他人を傷つけることもある。
飲んだくれて酔っ払いながら送る人生は、ながら飲酒の人生である。
私が《ながら飲酒で》失った時間は、どのくらいのものなのだろう。例えば、30年間飲み続けたとして、重み付けを変えて、最初の10年を1日1時間、次の10年を1日2時間、最後の10年を1日3時間としてみると・・・
(1×365×10)+(2×365×10)+(3×365×10)=21900
これは、酒を飲んでいる時間であって、酔っている時間まで考慮するなら、少なくともその倍はある。だから、4~5万時間は酒に使ってしまったのか。
本当はもっと多いだろうと思う。二日酔いで丸1日潰れたら、それで24時間だし、だらだら飲んで酔い潰れてしまう夜は、6時間以上は酔っぱらっているわけだし。
《ながら飲酒》の人生は、まことに以って人生の貴重な時間を失う人生である。
あなたは、
「酒を飲むついでに送る人生」
を生きているのか?
それとも、
「酒なしのいつも素面の真剣に生きる人生」
を生きているのか?
自分に与えられた有限の時間は、今もどんどん過ぎている。酔っ払って自己を喪失している間にも、時間はどんどん過ぎて行く。
酒を断って、自分の時間を取り戻そうではないか。
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