ネットで、酔った勢いで不倫に走った女性の記事を読んだ。
30代のその方は共働きで、日ごろ仕事が忙しい夫に相手にされず、淋しい思いをしていた。
自分の職場の飲み会で、酔った勢いで同僚と肉体関係を持ってしまった・・・その後、全てを失うことに。
酔うと勢いがつく。
この《勢い》だが、良い方向へ進むために使われるならならば、大いに結構。
だが往々にして、酔った勢いは、悪い方向へ進むのを後押しすることが多い。
3年前にも、酔った勢いについて書いている。
自然な勢いならば、何も問題がないが、アルコールによって、つまり薬物の力が作用する勢いは、かなり不自然である。
よくある、酔った上でのSNS発信の炎上も、酔った勢いが原因だ。自制心が途切れて働かなくなり、とんでもないことをネットに流してしまう。それは、あっという間に、地球上に拡散される。
酔いから醒めて、気付いて見れば、酔った勢いで自分が発信した内容が、もの凄い勢いで燃え広がっている。
あぁ!やってしまった!酔った勢いとは言え、大変なことになってしまった!
こんな経験をしたくないなら、即刻酒をやめることだ。誰だって酒に酔えば、やらかす危険性を秘めている。
便利すぎるスマホを左手に、右手にはアルコール入り飲料。これは、最強最悪の組み合わせだ。
他にもある。酔った勢いは、口から悪魔の矢を飛ばし、相手の心に刺さる。一度刺さったその矢は、抜いても治らず、禍根を残す。
飲んだくれ時代の私は、口から悪魔の矢を放っていた。私自身が記憶になくても、それを聞いて傷付いた人は、一生忘れないことだろう。
酒を断ってからの私は、口から出る言葉にとても心を遣うようになった。相手を思い遣るようになった。
酒に酔うこと。酔って勢いの付くこと。それによって何らかの行動をすること。これらは、往々にして碌な結果を生まない。
本当は、気軽に酒を飲む前に、酒の怖さを十分に認識しておかなければならないのだが、それは先ず無理な話。
酔ってやらかしても、反省して、この次は注意しようで終わってしまうことが多い。
酒が原因での致命的なミスでなかったことは、単に運が良かっただけなのに。
この次に、酔ってやらかすことの恐怖を良く考えて、酒を断つ方が良いのに。
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