今朝、息子が、アヴィーチーの『SOS』と言う歌を教えてくれた。
「お父さん、これ、聞いてみな!お酒をやめられなくて、一度やめてもまた飲んじゃう人いるんでしょ、この歌に、その心理が出てるよ・・・」
スマホから流れるその叫びのような曲は、私の心を釘付けにした。
以下に、アヴィーチーの『SOS』の出だしの歌詞を引用してみる。
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Can you hear me? S.O.S.(この声が聞こえるかい?このSOSが)
Help me put my mind to rest(助けてくれ。この思いを鎮めるんだ)
Two times clean again, I'm actin' low(2度も踏みとどまったのに、またやってしまった)
A pound of weed and a bag of blow(1ポンドのマリファナに、1袋のコカイン)
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この歌にあるようなSOSを、心の中で発している人は、沢山いることだろう。歌では、マリファナとコカインに溺れているとあるが、私たちの場合は、アルコールだ。
アヴィーチーというアーティストは、昨年(2018年)、28歳の若さで亡くなっている。
少し調べてみたら、21歳の時に急性膵炎を患ったとあるので、酒もかなり飲んでいたようだ。
「私の発しているSOSを、受けとめて、助けてくれ!」
これは、本人の経験から来る、とても強烈なメッセージなのだと思う。
私は酒を断つ時、ここまでの魂の叫びは無かった。苦しかったのは、酒を断ってから暫くの間、迫り来る飲酒欲求との格闘だった。
この歌にあるように、
「何度も踏みとどまったのに、それでもまた飲んでしまった、助けてくれ!」
と言う状態の人もいらっしゃることだろう。
自分の心の中で後悔したり、叫んだり、沈んだりしていても、誰にもその思いは伝わらない。なので、家族や、友人や、カウンセラーや、その他関係する人に、SOSを発信した方が良い、と私は思う。
きっと、助けてくれる。一人で思い煩っていても、何も解決しないが、誰かに相談すれば、助け舟を出してくれる。
私は、断酒後の苦しさをブログに吐き出すことによって、SOSを発信していたのだった。
私の発信したSOSに気付いてくれた人たちが、コメントで励ましてくれた。
人はひとりでは弱いけれど、誰かに相談したり、誰かが話を聞いてくれたり、同じ病の仲間と励まし合うことにより、強くなるのだ。
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