これまで何度も断酒の反面教師として登場している、関西弁のCさん。
今日も登場して頂こう。
Cさんは相変わらず、禁酒と過剰飲酒を繰り返している。
Cさんは、見た目が、銀河鉄道999の車掌さんのような体型をしている。腹ではなく、胸の辺りから肉が付いている。太り過ぎであることは、本人も認めている。
医者からは酒をやめる必要はないと言われたと、それを金科玉条に、酒をやめる気配が全くない。
この、医者に言われたことだが、もちろん前提があって、医者は、酒を好きなだけ毎日飲んでも良い、などとは決して言ってないのだ。聞くところによると、適量なら飲んでも良いと言われたのだそうな。
私は、糖尿病の恐ろしさを知っているので、暴飲暴食の引き金となる酒は断った方が良いと、(他人には勧めないことにしている)断酒を、Cさんには勧めている。
だが、Cさんは、自分がアルコール依存症であることを認めない。
私は、糖尿病の恐ろしさと、もう一つのCさんの病のアルコール依存症について、懇々と諭したことがある。
が、糖尿病については、病院で検査して、その数値を医者に見せられ説明を受けて納得しているが、アルコール依存症については、頑として認めない。酒好きなだけで、アルコール依存症ではないと。
Cさんは、己の病の内、糖尿病については認めているので、医者の言う通り服薬し、治療に努めている。が、もうひとつの病、アルコール依存症については、認めていないので、唯一の治療法である断酒には至らない。
自分をそのまま認め、受け入れると言うことが、如何に大切なことか、Cさんを見ていて良く分かる。
アルコール依存症だけでなく、あらゆる病の治療は、先ず、自分がその病を患っていることを認めることが先決であろう。(認知症など、脳に関わる病気で、思考に障害が起きる場合は、別だが。)
本人の自己申告が主たる診断材料であるアルコール依存症は、医者にとってもその判断が難しいようだ。
同じ人が、何人かの医師に掛かったとして、ある医師は、アルコール依存症と診断し、別の医師は、そうではないと診断することもある。
医者に診てもらったわけではない私が、自分をアルコール依存症だと確信したのは、酒を断って暫くした後だった。
私の場合、アルコール依存症と診断されてから断酒したのではなく、これ以上飲んだら先が無いと判断して断酒をしたので、本日のタイトルとはズレがある。
が、敢えて言う。誰に言う?Cさんを含め、Cさんのように、己のアルコール依存症を認めようとしないで、ズルズルと飲み続けている人に言う。
「先ずは自分のアルコール依存症を認めよ。話はそれからだ!」
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