今日も、昨日に引き続き、暑かったなぁ。歩いているだけで、汗が噴きだす。(暑い暑いと言っても、夏だから当たり前だけど!)
ヘンなタイトルだが、うまい表現が見つからなかったので、感じていることを、そのまま書いてみた。
今日で、断酒が130日となった。断酒開始当初から、それを継続するため、いろんな方法を考え、試し、ブログにぼやいたり、決意を書いたりしつつ、ここまで何とか到達した。その間は『こけつまろびつ』状態で、いつも綱渡りだった。ちょっとバランスを崩すと、グビグビっと飲んでしまいそうな。
それが、100日を越えたあたりから、あの飲んだくれの自分が、本当にこんなにも長い間、飲んでいないの?というような、妙な感覚を、毎日抱くようになった。
自分のことながら、実に不思議なのだ。自分が、今、酒を飲んでいないのは、本当なのか?これは、本当にあの自分なのか?というような、妙な感じ。
今年の夏、断酒しているみなさんは、どんな心理状態だろう。私と同じような感覚の方はいらっしゃるだろうか。
私は、毎年、夏ともなると、アルコールの消費量は他の季節より確実に増えていた。利尿作用があるから正反対なのに、勝手に水分補給と称して、飲むわ飲むわ、ビール、酎ハイ、炭酸系の冷たいアルコール飲料なら、何でもござれ。
ゴクゴクとそれらを飲んで気が済んだ後(←これだけで、もう酔いが回っている)は、焼酎とか、泡盛をロックでちびちび。氷も、冷蔵庫で作ったものではなく、スーパーやコンビニに売っている、天然ぽいやつ。おやじ用に、買い置きしてあった。これで飲むとうまいんだ、なんて言いつつ。
夏は、その他、誘われてビアガーデンに繰り出したり、飲み放題の店で、生ビールを、それこそ気を失うほど短時間に飲んだりしていた。
それが、今、一滴も飲まずに過ごしている。もちろん、日々、大なり小なり飲酒欲求はあり、それを我慢した上で、飲んでいないのだが。この、飲んでいないというのが、とても不思議。自ら飲まないようにしているのだから、当たり前のことなのに、不思議。
でも、実は今のこの心境は、とても危険な状態のような感じがしている。ここのところ、かなり頻繁に、《ちょっと缶ビールの1本くらい飲んでも、それでやめておけば大丈夫だよ!》という悪魔の誘いが聞こえるから。
たぶん、今でも、酒を飲んでいた自分が通常で、飲まない自分は特別、みたいな考えが心の奥底にあるのだろう。これが、逆にならないと、ダメだ。酒を飲まない自分が通常で、酒を飲む自分というのは、もうどこにも存在しない、と。
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