まだまだ、1年も経ってはいない。昨年の今頃は、居酒屋で出始めたメニューの鍋を突きつつ、怪気炎をあげていた自分のこと。
このブログを綴るとき、先ずはタイトルのかっこの中の日数をカウントアップするわけだが、確か4日目から恐る恐る始めた儀式が、今では日課になっている。
ちょうど、子供の頃の運動会のかけっこのスタートラインに、いつも飲んでいた飲酒セットを置いたまま、淡々と、ひたすら前だけを見つめて、駆けてきたような感じなのだが。酒を、置き去りにして、早236日が過ぎようとしているはずなのだが。
いやいや、どうして、まだまだ背中に追いすがる酒を感じる。31年間も連れ添った相方は、執念で私に付き纏う(笑)ふぅーっ!出るのは溜息か、あっちイケーって吹き飛ばしてるのか。
なんだかんだと理由を付けては飲んでいたので、季節が移るごとに、己の過去の飲酒シーンが、食べた料理と共に、時として鮮明によみがえる。そんなときに、軽く飲んで、食べたいな~、と、飲酒欲求も湧いてくるわけだな。”軽く”終わるわけがない、というのも、良く分かっている。
自分の身体に聞いてみれば、いつか記事に書いた、アルコールによる脳内イリュージョンの、あの快感が忘れられず、酔いたいってことなんだろう。恐るべき、麻薬=アルコール=酒。
これから先も、こんな感情とうまいこと付き合って行かなければならないのだろう。消しゴムで綺麗に消し去ることが出来れば、これほど愉快なこともないだろうに。人間の経験というものは、そうは行かない。
そこで、いつも酒を飲みたくなったら、アルコールによる健康体へのダメージについて、色々と学ぶことにしているので、本日もネットで、勉強をした。
今日私が見つけたのは、《姫路 心療内科 前田クリニック》とキーワードを入れると、検索出来る、医院のホームページだ。
私が今まで見た中で、ここまでわかりやすくアルコール依存症について、懇切丁寧に説明してあるサイトは、たぶん初めてだ。近くにあれば、かかりたいと思ったくらい。国が開設しているお仕着せのサイトより、全然分かりやすく、詳しく書いてある。
アルコールによる身体へのダメージと病気、アルコール依存者により、壊れていく家庭の問題、失われる社会的信用、アルコール依存の治療などについて、詳しく書かれている。
興味のある方は、ご自分で検索して、読んでみたら如何だろう。
(先様にご迷惑がかかるといけないので、直接リンクは貼りません)
その説明の中で、次のような、ドキリとすることが書いてあった。
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次のように考えている人は、まだ自分がアルコール依存症であることを認めていないのである。
①今までは飲み過ぎたのが悪かった。二合以上は絶対に飲まないようにしよう。
②週末の晩だけ飲むことにしよう。
③強いアルコールに手を出すとよくないので、ビールだけ飲むことにしよう。
④意志さえしっかりしていれば、飲んでも問題は起こさないだろう。
⑤もう三年もやめたのだから飲めるような体になったかもしれない。
⑥ちょっとくらい飲んでも、酒を切って病院に帰ればわからないだろう。
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①~⑤までは、私の頭に再飲酒がふと浮かんだ時に考えたことのある理由だ。私は、入院はしたことがないので、⑥は該当しなかったし、⑤についても、三年ではなく、半年以上やめたし、というところだが。
まだまだ、私などは、ひよっ子だな~。アルコール依存症について、日々学びつつ、断酒を継続しよう。
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ところで、話は全然違うのだが、以前、どなたかのブログで、断酒中だが、ウィスキーボンボンを食べていいものか、どうか、と書いてあったのを思い出した。私が、迷ったのは、これ。ブランデーケーキ。かみさんがもらってきた。
断酒中の我が身には、禁断の香り。ドギツイ!
匂いだけで、KOされて、結局人に上げてしまった。
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