今朝早く(4時ごろ)、寒さへの完全防備をして、ベランダに出た。ふたご座流星群のショーがあるから。
見始めて、30秒くらいで、すぐに1つ星が流れた。(おぉー!)
あ!そういえば、「私も見たいから、起こして」と言われてた、約束を思い出し、かみさんを起こしに一旦室内へ。それから小一時間、二人で空を見上げ、流れ星を待つ。私は十数個見た。かみさんは7つ見たと喜ぶ。
その小一時間の間に、天空で壮大なショーが行われていることなど知りもせぬだろう、酔っ払いグループが、二組、騒ぎながら下の道路を通り過ぎて行った。どこかで夜通し酒を喰らっていたのに間違いなく、この寒空に、陽気な空騒ぎの声が響いていた。
片や、神秘的な空のショーを見詰める、元酔っ払い。もう一方は、流星などどこ吹く風、アルコールの快楽に耽る、現役の酔っ払い。
大空に奏でられる自然のスケールの大きなショーを鑑賞しつつ、やっぱり、断酒って素晴らしいと再認識した。いつでも。クリアな頭。爽快な気分。
仮に、酔った状態でいくつもの流星を見て、その場は感動したとしよう。翌日、それが記憶に残っているだろうか。かつての私であれば、感動はしても、翌日何一つ覚えていない、思い出せないのだ。
同じ飲むなら、流星を肴に、ほろ酔い程度の飲酒であれば、これは素晴らしい体験となるであろうが。。。
実は、明朝も、ふたご座流星群を見ることが出来るのだ。もちろん、私は今晩も早めに寝て、大自然からの大きなプレゼントを受け取る積りだ。酒などに酔わず、自然の雄大さや神秘さに酔いしれるのだ!
酒をやめてから、寝付きは、横になると、すぐに入眠。寝起きも、目覚まし時計なしで、大体決めた時間に目が覚める。
年中見られるものではない流星群。星がひとつ流れるたびに、あー、あれは死んだお袋だろうか。今、キラっと光って消えたのは、飲んだくれの頃の自分だろうか。と、いろいろ考えるのも楽しい。
アルコールによる偽りの快楽=脳への麻薬効果、に騙されることは、もう二度と嫌だし、真っ平御免なので、明日の朝も流星に、断酒継続の願いを込めよう。ここまで来ても、断酒継続の自信など私には無く、始めた頃と全く変わらぬ、一日一日、飲まない日を重ねるだけだから。
----#----#----#----#----#----#----#----#----#----#----#----#----#
今朝はスロージョギング休んだ。
←昨日の朝の夜明け前。
→昨日の朝買ってきた野菜。この巨大な山東菜が、200円。他は100円。地元の野菜は、うまい!
(山東菜、ちぢみ菜、菜の花、高菜、下に転がってる芋みたいなのは、ヤーコン)
----#----#----#----#----#----#----#----#----#----#----#----#----#
そうそう、もう一つ。以前ブログ読者のスエヒロさんに教えて頂いた、『禁煙の愉しみ(山村修)[洋泉社]』という本を読み終えた。探したら図書館にあった。実にいい本であった。
タバコを酒に置き換えれば、そのまま『断酒の愉しみ』という内容にしてもおかしくない。あの知の巨人と言われる南方熊楠や、哲学者の西田幾多郎も、禁煙には何度も失敗しているという件、こんな偉い人も!?と、意外だった。
それと、著者が、禁煙してから謡を始めたり、奥さんとひょうたんを育てて、実を処理して立派な飾りに仕立てたりして、喫煙時代であれば、こんなことは出来ぬだろうとの経験を披露している。これもやっぱり、断酒にも言えることだなー、としみじみ思った。
因みに、この本の著者は、適正飲酒出来る方だったようで、酒での失敗は何も書いて無く、寧ろ、酒は楽しんでおられたようである。
スエヒロさん、ありがとうございました!
----#----#----#----#----#----#----#----#----#----#----#----#----#
*広告
↓↓↓※コメント欄は、承認制にしています。すぐに反映されませんが、必ず、読んで承認しますので、お待ち下さい<(.".)>