今年も、あと明日から大晦日まで数えても、8日。
ということで、総括と言うわけでもないが、酒をやめて学んだことを、大晦日までつらつらと書いてみようかなー。
今日だけで、ネットで飲酒絡みのニュースが、こんなに載っていた。
・飲酒して口論となり、45歳兄を殴ったとして男逮捕 兄は死亡
・酒気帯びでタクシー運転 物損事故起こし逃走
・<東日本大震災>宮城でアルコール依存症 いまだ増加傾向
・酒気帯び運転で覆面パトカーに追突 容疑の男逮捕/朝霞署
・飲酒運転のトラックなど4台玉突き事故 10人軽傷 世田谷区
・飲酒運転で事故の職員を懲戒免職 有料放送不正視聴の職員は減給 札幌市
テーブルの上に置かれたグラス。ビン。缶。中にはいつもの酒が入っている。
冷静に考えると、目の前にあるのは、化学物質かつ薬品であるアルコールが混入された飲み物である。甘かったり、炭酸が入っていたり、葡萄の味がしたりする液体で薄められているから、そのことに気付かない。
アルコール飲料が人体に有害である証拠に、まだまだ伸び盛りで、健康でピンピンしている若者が、それを大量に飲んだことが原因で、その貴重な命を落としているではないか。
穀物や果実を原料に、酵母の力で発酵させて得たものであろうと、原油、天然ガス、石炭などの副産物から工業的に生産されたものであろうと、アルコール(エタノール)は、アルコールだ。
少量ならば、身体に影響が無く、寧ろ健康の為になる、と言われている。それは、つまり、薬として使用した場合は、ということであって、これを飲み物として飲んだならば、どうだろうか。決められた量で終わることは、先ずない。
病気の時には、医者が処方してくれた薬を、決められた分量・決められた飲み方で飲む。食前だったり、食間だったり、食後だったり、指示通り。決して、際限もなく大量の薬を飲み続けるということはしない。
それが、同じ薬品の仲間でも、アルコールだと、扱いが全く違うのはどういうわけだろう。自分でほしいだけ買える。いつでも、好きなだけ飲める。挙句の果てには、薬(アルコール)を飲みすぎて気持ちが悪くなり、別の薬(頭痛薬、胃薬、下痢止めなど)を飲むハメになる(笑)薬・薬・薬!ではないか。
でも、この時、頭痛薬や胃薬や下痢止めを、規定量以上に飲む人は、先ずいない。この頭痛薬、うまいから、やめられん、とか、この下痢止めはクセになる味だ、なんてことは無い。ここが、酒と薬の違うところだが、実は、ここにこそ、酒というアルコールが主成分の飲み物の本質が隠されているのだ。
飲み過ぎた本人だけがアルコールの害を受けるのならば、まだ良い。しかし、酒など一滴も飲んでもいない人が、大量に酒を飲んだ人によって傷つけられる事件が多すぎやしないか。
飲酒という行為は、それを始めた瞬間に、既に様々な危険を孕んでいるのだ。飲まないに越したことはない、ということに、気付く人、気付かない人、気付いてやめる人、気付いてもやめられない人。
酒飲まなくても、人生は楽しい。いや、酒飲まないほうが、人生は安全で楽しい。
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