酒をやめてhappyになろう!

31年間飲んできた酒をついにやめる日が来ました。でも、「断酒」はつらいよ。。。さて、いつまで続くか、続けられるか。はっきり言って、自信なし!《飲酒コントロール不能な「のみすけ」が書いてます。適正飲酒の方、酒を愛飲されている方は、当ブログをスルー(無視)して下さい》[コメント気まぐれ返信中m(_"_)m]

断酒・断酒・断酒!!

『酒乱になる人、ならない人』読書感想文(断酒330日目)

 今日で、断酒330日となった。10日単位の日付は、ただ単に区切りがいいので、好きだな。あと35日で、丸一年か。。。

 

 さて、『酒乱になる人、ならない人(眞先敏弘著)新潮新書』という本を読んだ。

 

 昨日も書いたけれど、いつも当ブログにコメントを下さる、ごまちゃんから教わって、私も読んでみた。なだいなだ先生もそうだったが、眞先先生も、勤務医として、アルコール依存症患者を数多く診察されているので、本の内容に説得力がある。

(読んでいる私がもと飲んだくれだったので、ますます内容が頭に入りやすいということもあるが)

 

 酒に含まれるエタノールとは、どんな物質で、身体のどの部分にどのように作用するのか、実に分かり易く書いてある。例えば、胃の役割。癌などで胃を切除してしまった人が酒を飲むと、胃を経由せず、小腸に達するので、すぐに酔ってしまうのだそうだ。

 

 酒好きは遺伝するというのも、ほぼ間違いないのだそうだ。そう言えば、私の父は下戸だが、母は大酒飲みだった。そして、酒の強さを決める遺伝子も、分かっている。

 

 少量の酒を飲んでもすぐにアセトアルデヒドに起因する症状が出る人は、アルコール依存症になりにくいのだそうだ。これは、酒を飲まなくても、アルコールパッチテストという、久里浜病院の先生が開発した、アルコールを含んだ布地を皮膚に貼り付けるだけのテストで、下戸遺伝子多型かどうか分かるとのこと。(下戸遺伝子多型について知りたい方は、この本を読まれたい)

 

 

 もう一つ、この本で衝撃を受けたのは、青少年の飲酒問題。ヤングアルコホリックと呼ばれている。これは、知らなかった。大人と違い、平均二年程度でアルコール依存症になってしまうのだそうだ。

 

 この先生の研究では、生涯飲酒量が2トンを超えると、アルコール性末梢神経障害という病気には必ずなるという。エタノール2トンというと、日本酒4合またはビール2リットルを毎日飲んでも、50年かかるそうなので、少し安心???…ということは、ない!1トンくらいでも、かなりの人に障害が起きてくるそうだ。

 

 それにしても、1トンとか2トンとか、エタノールの量の表現だが、驚く。私は、自分の飲酒量を考えてみたが、エタノール1トンはクリアしてそうな気がする。恐ろしい数字だ。

 

 最後に、アルコール性の脳萎縮についても書かれていたので、感想を記しておく。

 

 アルコール依存症で久里浜病院に入院する患者さんの脳をMRIで撮影すると、なんと、ほぼ100%の人に大脳の萎縮が見られるそうだ。この本に、正常な人と、アルコール依存症の人との脳の画像が並べられているが、実に恐ろしい。

 

 ただ、ここで救いなのは、この大脳の萎縮は、その後長期的に断酒(少なくとも一年以上)すると、知能の回復に伴って、少しずつ元に戻ると書かれている。

 

 もうじき私の断酒も一年という単位に達するので、もし仮に去年の今頃自分の脳が萎縮していたとしても、元に戻ったのだ!と、勝手に思い込み、今後も断酒を継続する礎としたい。

 

(酒乱になる人、ならない人は、遺伝子的にどうなのか、ということは、この本の主題であるが、私の頭では短くまとめることが出来なかった。興味のある方は、是非、読んで見ることをお勧めする)

 

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  ←今朝ジョギングがてら買ってきた野菜

 

 

 

間引き大根・ウコン・じゃがいも・里芋・菊芋・ほうれん草・菜の花

 

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