私は、成人してから酒を断つまで、ずっと辛党をもって任じてきた。
「甘いもの?そんなの、いらねーよ。柿の種にビール!さきイカに酎ハイ!」
「大体、お菓子なんて、酒のつまみにならねーだろ!」
こんなオヤジが、断酒後暫くの間、甘いものが欲しくてたまらず、アルコール依存を断つために、甘いもの依存に鞍替えしたのか!という生活をしていた。
丸で自分でも信じられないのだが、アイスクリーム、チョコレート、クッキー、ショートケーキ、カステラ、あんぱん、クリームパン、メロンパン、羊羹、その他、目につく甘いお菓子、なんでもござれ。これらを、自分で買い求めて食べていた。
しらふでこういったお菓子を買うのも恥ずかしいし、家で家族に見つからないように食べるのも、なんだか情けなかった。隠れて飲むわけではないのだから、堂々と食べればいいのではないか、と思われるかもしれないが、どうも、そういう心理状態にはならなかった。
また、かみさんや娘が買い置きしていたお菓子にも手を出して、犯人は、オヤジだ!と怒られたことも何度もある(笑)
ちょっと調べてみると、長年の酒を断つと、甘党への道は、誰しも辿るようだ。
でも、甘党のピークは、断酒後半年くらいだったようだ。徐々に食べる量が減り、一年を過ぎた今は、買ってまでは食べない。あれば食べる程度になった。
身体の中で、アルコールを脱するための化学変化が起き、それに甘い成分が必要なのだろうか?そう言えば、あれほど欲していた炭酸も、そんなに飲まなくなった。たまにペプシとかコーラのゼロを飲むくらいだ。
さてと、一年前の今日を振り返ってみよう。
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『8日目の断酒(前人未到の領域に突入した!)』
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お酒も、嫌いになる日が来るのだろうか?今の心理状態では、考えられない。ビールが喉を通るときの、あの快感。
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たったの8日で、前人未到とか、大げさすぎだな(笑)でも、断酒一週間なんて一度も経験してないから、大マジメだったのも確かだ。
酒が嫌いになる日が来るのだろうかと訝っているが、来た!本当になった!一年という期間が必要だったが。
ここからは、今日撮ってきた、春の草花。
上から順に、ミモザ、仏の座、オオイヌノフグリ、ナズナ、水仙。やっと、花の咲く春が来た!
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