私の持病は、アルコール依存症と花粉症と右耳の慢性中耳炎。
毎年この時期、花粉症による鼻のかみ過ぎで、中耳炎が悪化する。今年は大丈夫かも、なんて高を括っていたら、昨日の夕方ごろから、耳垂れと共に、強烈に痛みだした。
中学生の頃の急性中耳炎が、当時住んでいた田舎の藪医者の下手くそな処置で悪化し、鼓膜が破れたままになっており、根治するには、手術しかないのだが、取り敢えず医者に行き、点耳薬と抗生物質の薬を貰うと、数日で治るので、耳垂れが止まると、医者へも行かなくなり、また、春ごろ悪化する、の繰り返し。
昨夜は、耳が痛くて、眠れず。買い置きの鎮痛解熱剤を飲み、薬が効いている間だけ、ほんの少し睡眠をとることが出来た。
しかも、運悪く今日から連休に入り、医者はやっていない。救急外来の拠点病院が近くにあるが、調べたらそこは、休日は内科・外科・小児科のみだという。もし行っても、専門外だからと、鎮痛剤を処方されて終わりのような気がしたので、買い置きの薬で我慢することにした。
そして、更に今日は運悪く(?)、ひと月前からかみさんと、鉄道会社のイベントで、歩きに行く約束があった。朝から耳がとても痛く、中止にしようとも考えたが、同じ痛いなら、家で悶々としているよりは、エイヤッ!と出かけてしまえ!と、鎮痛剤を飲んで、家を後にした。
薬を飲んでも、耳は痛く、正直な話、歩きつつも、妙な気分だった。楽しいと言えば楽しいが、一方では、右耳が痛いし、耳垂れも出て、気持ち悪い。なんだか笑いながら泣いているような、妙な気分だった。
こんな田園風景を見つつ、歩く歩く。
途中の花々。
街に入ると、こんな風情のある建物が!
菓子屋横丁。ソフトクリームうまかった!250円安い!
団子は1本50円!これも素朴でうまい!
時の鐘。これは、かなり有名。
人力車。80代くらいの仲の好さそうな、品のあるご夫婦が乗っていた。
お囃子と舞。郷土の宝物だ。休憩しつつ30分くらい見ていた。
今日、右耳の痛みを我慢しつつ歩きながら思ったのは、同じ病でも、アルコール依存症は、痛くないから、まだいいよなー、ってことだ。例えば、末期癌は、痛い。モルヒネその他の薬物で痛みを緩和することが多いが、それも効かなくなると、最後は麻酔薬で、深く眠らせる。私の義父の最期がそうだった。
ただ、アルコール依存症も、末期になり、アルコールの過剰摂取が原因となって、身体の色んな臓器がやられると、もちろん激痛が走ることもある。その前に、酒を断つ!これが、今酒をやめようかどうか迷っている人に、私が是非勧めたいこと。
まだ、酒で身体を悪くしていないなら、チャンスだ。断酒は、痛くない。ただひたすら、酒を飲みたいという焦燥感と闘うのみだから。自ら決断し、行動することが大切だ。
「求めよ、さらば与えられん」という、新約聖書マタイによる福音書の中のイエスの言葉は、真実だと思う。先ず第一に、本人が真摯に求めなければ、何も与えられない。
入院、通院、断酒会、AA、その他、求めれば、必ず、その人に合った方法・手段はあるはずなのだ。
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