私が勝手にメンタルの師匠としている小説家・丸山健二氏が舌鋒鋭く飲酒・禁酒・断酒について最近tweetされている。
これは是非、紹介しなければならない内容である!Twitterアカウントをお持ちの方は、直接フォローして、氏の過去のtweetもご覧になると良い。
自分が労働奴隷の立場を離脱する能力を本当に具えているかを試すには、これ以上に素晴らしい方法がないと思われる〈禁酒〉があり、これに耐えられないようではいかに立派な計画を立てたところで、挫折と失敗は目に見えており、真の自由人になれる資格がまったくないことをつくづく思い知るべきだ。
— 丸山健二 (@maruyamakenji) 2015, 1月 26
ほんの少しのストレスを感じただけでも、ついつい手が出てしまう酒の魔力は、当人が思っている以上に、心のみならず精神にまで悪影響を及ぼしており、というより、いつしか知らず人生の全体を支配されていて、自分の意志から生まれた思考や発想という思いこみは誤りで、実は酒の為せる業でしかない。
— 丸山健二 (@maruyamakenji) 2015, 1月 26
酒への依存は、違法なクスリと同等か、あるいはそれ以上の危険性を秘めており、言うなれば〈合法麻薬〉であり、当人は認めたがらなくても、実際には人格と人生の大半を意志の世界から引き剥がされていて、ために、厳しくも人間らしい生き方をどんなに真剣に望んだところで、結局は夢のままで終わる。
— 丸山健二 (@maruyamakenji) 2015, 1月 26
面白くもなんともない、他人から押しつけられた仕事を長年だらだらとつづけるためには、日増しに拡大してゆく心の穴をほかのことで埋めなければならず、飲酒や、ギャンブルや、恋愛ごっこや、その他の中毒性を秘めた趣味のあれこれにのめりこむ習慣性によって新しいことに挑む精神から離れてしまう。
— 丸山健二 (@maruyamakenji) 2015, 1月 26
しかし、酒くらいやめられなくて、おのれの人生を大きく変えられるはずなど絶対になく、そんな意志力ではいかなる挑戦も挫折に終わることが目に見えていて、これまでとは異なる、画期的な、この世に生まれてきた意義と甲斐をひしひしと感じられるような生き方を、それなしに成功させることは無理だ。
— 丸山健二 (@maruyamakenji) 2015, 1月 26
夜にまた、『断酒1年323日目その2』を、いつものように更新予定。
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