たまには、星座の話でも。
先日、夏休み中の息子が、珍しくオヤジを、プラネタリウムに誘った。
上映の時間は45分くらいで、大して時間もかからないので、サンシャインにあるプラネタリウムへと足を延ばして来た。
途中、またしてもウルトラマンやら、ポケモンやらが、私を釘付けにする。パチリ!パチリ!
小さい頃は、ウルトラマンが大好きでフィギュアをほぼ全種類持っていたり、分厚いポケモン図鑑を全部暗記してしまったほどの息子だが、全然興味を示さず、スタスタとオヤジを置いて先へ行ってしまう(笑)
ウルトラマン
ポケモン
やっと、プラネタリウム!
夏休み特別企画なのだろう、夏の星座はほんの15分くらいで終わり、残りは、恐竜の映像だった(笑)
夏の星座。
先ずは夏の大三角を探して、そこから探検が始まる。(プラネタリウムで放送していたので、そのまま受け売り(笑))
本日の話題の星が位置する星座へと目を移していくと...左に、弓を引きサソリを狙う射手座、その右に、狙われて動けない蠍座がある。
さそり座の中にある赤い星がα星アンタレス。赤いので、別名が「酒酔い星(さかよいぼし)」。わー、こんな名前の星があったのネ。
(α星とは、一つの星座の中で一番明るい星なのだそうだ。)
今日のタイトルは、酒酔い星の名前「アンタレス」に引っかけて、「あんたです!」にしてみた次第。
このサソリの胴体の真ん中辺りの星がアンタレス↓↓↓
(この画像は、シンプルで使いやすいフリーの天文・プラネタリウムソフト
Stella Theater Liteで、表示したものをキャプチャーした。)
上の星図では分かりにくいかもしれないので、右の蠍座のイラストを参照して頂きたい。真ん中より右上辺りの、一番大きな星がアンタレス。
アンタレスは、太陽系から4~500光年の距離にあり、太陽の6~800倍でかい星だそうだ。地球からの見かけ上、火星と接近して見える場合があり、両方とも明るく赤い星なので、ギリシャ語で「火星(アレース)に対抗(アンチ)するもの」を意味する名で、アンタレスと名付けられた。と、プラネタリウムの放送で説明があった。
この星が赤く、酔っ払いの顔も赤いので、この星のことを酒酔い星と呼ぶのだそうだ。アンタレスにとっては迷惑な話かもしれないなぁ。
アンタレス:「おれ、赤いけど、酒なんて一滴も飲んでないんだよ。酒酔い星なんて呼ばんといてくれ!」
アンタレスの気持ちも分かるが、私は、プラネタリウムで説明を聞いていて、なんと、空にも酔っ払いがいたとは!と、素直に驚いてしまった。
酒を断って夜空を見上げるのも、中々乙なものだ。年に何回か、地球が流星群にぶつかるので、条件が良ければ、流れ星をいくつも見ることが出来る。酔眼では、例え見えても、記憶には残らないだろう。
酒酔い星があるならば、空のどこかに、酒断ち星もあるのかな、なんて思いながら、夜の満天の星を、素面で見るのも、いいな。星空を見ていると、心が落ち着く。そして、なーんだ、空には探しても酒断ち星は無いけれど、自分が断酒の星(スター)じゃないかと、気付くのかな。
あなたも断酒星座の酒断ち星になりますかな。星の名前は、「酒(アルコール)に対抗(アンチ)するもの」と言う事で、アンタルコルかな。もちろん、一つひとつ一人ひとりがα星である。
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