いぶはるさんが、メイさんが、飲み会で飲まなかったとコメントを下さった。
その達成感が、ひしひしとコメントの文章から伝わって来る。先ずは、お二方、やりましたね!
ところで、実は私も、断酒後に初めて臨んだ飲み会で、全く同じ経験をした。出席するまでは、不安で不安で、でも、どうしても欠席することが出来ない。飲まないでいる積もりでも、もちろん自信など全く無く、もしかしたら!?などと不吉な予感が過ぎる。
が、その日の飲み会は、案ずるより産むが易し、で終わった。私はひたすら炭酸飲料やウーロン茶、オレンジジュースなどを飲み、料理を食べ、何よりも酔っ払い観察を楽しんだ。
会の初めこそ、集まった人々は皆シラフであるが、時間が進むに連れて、あっちでもこっちでも出来上がって来る。顔がほんのり赤くなり、喋る言葉も何だか呂律が回らなかったり(笑)
あー、かつての自分が、そこかしこにと、楽しんでいると、酔っ払いに変身した人々は、代わる代わる私に酒を勧めて来る。
「なんで飲まないの?」
「なんでやめたの?」
「ちょっとぐらい飲んでもいいじゃない!」
心の中では、
(余計なお世話だ!ほっといてくれ!あんたが飲んでりゃいいだろ!)
なんて思いつつ、顔は笑顔を作って、ひたすらニタニタニヤニヤ。これで大丈夫だった。何しろ、相手は酔っ払い、こちらは素面。酔っ払いをマトモに相手にしても、意味が無いわけで(笑)
その内に、彼らは、飲まない私に対しての興味が失せて、尚且つ更にアルコールが入って酔っ払い、私に酒を勧めたことさえ忘れてしまう。
私は私で、そんな彼らを観察するのが、楽しい。何のために飲み、あんなに泥酔するのだろう、冷静な目で見る。
会がお開きになったら、二次会に流れようとする酔っ払いを尻目に、私はさっさと帰る!この時の気分の良さと言ったら、どう表現したら良いのだろうか。
これは、今でも同じで、どうしても外せない飲み会には仕方なく参加するが、その会が終わったあと、一番気分が高揚しているのは、意外や意外、一滴の酒も飲まなかった、この私なのである。
「やったー!今回も一滴も飲まなかったぞ!」
と、周囲の酔っ払いたちを尻目に、ひとりガッツポーズ。
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