ドッペルゲンガーと言うわけでもないだろうが、日中、自分とよく似た風体の男を見かけた。
{※ドッペルゲンガー:(独: Doppelgänger)もうひとりの自分。自分の分身。}
昼頃、某ターミナル駅で、○い○この瓶をリュックから出してグビりながら歩いてる、自分と同世代のオッサンを見かけた。目は逝っちゃてて、足元ふらふら。炭酸系よりハードだよな~。
— 断酒男爵 (@anomiyakun) 2016年3月29日
ちょっと驚いたので、tweetしてみたのだが、周囲から浮き立つ異様な行動をしていた。少し観察してみたのだが、飲むときは歩行をやめ、壁や柱を背にしてしゃがみ込み、下したリュックから○い○この瓶を取り出し、グビりと一口飲む。
○い○この瓶は、申し訳程度のレジ袋に入れて隠しているのだが、サイズが小さく、○い○こであることが丸見えなのである。
年格好、風体、髪や顔の感じその他が、あまりにも自分に似ていて、ギョッとしたのは確かだ。3年前に酒を断っていなかった場合の、パラレルワールドの自分が、何らかの理由でこちらのワールドに出現したのだろうか。
目が座り、足元はふらつき、昼からこんなに酔って一体どこへ向かうのか...
ただ飲んで、ふらふら歩いているだけで、この男は、誰に迷惑をかけるでもなく、ふわふわと、人混みの中へ消えて行った。
あの日あの時、酒を断つ決断をしていなかったら、きっとこんな姿になっていたのだろう。それを知らせるために出現したのか。昨日書いた、3年もやめていれば断酒の安定期に入り、大分楽になると言う記事へのアンチテーゼなのか。
何れにしろ、素面の自分に誇りを持ち、今日も一日断酒の誓いを新たにした出来事だった。
これから暖かくなってくると、花見を手始めに、歓送迎会関連の飲み会のオンパレードで、この世の夜はアルコール色で染まる。ついつい飲んで浮かれ騒ぎたくなることもあるかもしれない。こと、このような酒の場では、傍観者の立場を貫こう。素面で明るく参加できるなら、それも良いけれど。
私は、アルコール依存の虫を体内に宿しており、一生駆虫出来ないので、これからも酒には最大レベルの警戒を怠らない。最強度合では、極低温、長期の渇水、放射線、真空などものともしない地球上の最強生物クマムシと肩を並べるアルコール依存の虫。
恐ろしいことに、いつだって、微量のアルコールが呼び水となって、このアルコール依存の虫は体内で蘇る。
寛解はしても、不治の病だと、再度肝に銘じておこう。
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