酒が大好きだった頃、さて今日は何をつまみに飲もうかな、とワクワクしながら行きつけの飲み屋へと向かったものだった。
いつもの駅で下車し、気もそぞろに足取り軽く、目指す飲み屋。そろそろ着くぞ!と、あれ、いつもの赤提灯が見えないぞ、、、シャッターが下りていて、A4の紙が貼ってある。
「本日、店主急用のため、臨時休業させていただきます。」
な~んて、書いてあったりして、ガーーーン!結構落胆したことを、今でも覚えている。
まぁ、当初の目標の飲み屋には入店出来なかったわけだが、もちろん、そこで引き下がる飲んだくれではなく、別の店で飲んだのは言うまでも無い。
飲んだくれ時代は、自分が客で、シャッターの開いている店へと向かったが、酒を断ってからは、逆に酒が自分の所へ無体な客として押しかけて来ることがある。今度は、立場が全く逆で、自分が店で、酒が客だ。
そんな時は、勢い良く自分の心のシャッターを下ろしてしまおう。
お!酒が来たな!絶対に入れてやらないぞ!ガラガラガラ!(シャッターを下ろす音)
「この店には酒を飲む人間はいません。どうか御帰り下さい。」(貼り紙)
断酒生活が軌道に乗れば、シャッターはいつも下りているので、酒がどんなに入り込もうとしても、中々に難しいが、酒を断って間もないころは、そのシャッターも半開きの状態だから、酒のやつ、しつこく侵入を試みる。
こちらの心の隙を狙って、ここぞとばかりに迷惑な酒がやってくる。そんな時は、どうか心のシャッターを瞬時に締めて、酒なんぞ寄せ付けないでほしい。
※お知らせ
ハンドル名は違うが、先日と同じ適正飲酒の人から、また似たようなコメントが入っていた。あなたは適正飲酒出来る人、このブログを書いているのは、問題飲酒しか出来ず断酒した人間である。飲み出したら止まらず過剰な飲酒になってしまう、アルコール依存症は、病気だと言うことを、きちんと学んで頂きたい。それと、適正飲酒出来るあなたが、このブログに粘着する理由が良く分からない。どうか、適正飲酒礼賛のブログを開設し、自分の考えをそこで大いに披瀝して下さいな。
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