辛抱我慢辛抱我慢!
断酒してから最初の半年くらいは、これをお題目にしていた。私の場合、最初の夏を越えて、秋風が吹くころまで、かなりキツかった。
読んで下さっている方、コメントを入れて下さっている方の中にも、この夏が断酒後初の方がいらっしゃるだろう。
どんなやり方でも、医者に掛かっても、自助の会に参加しても、とにかく、飲酒欲求そのものをやり過ごすのは大変なことだ。レグテクトと言う薬があり、飲酒欲求を軽減するらしいが、私は服用したことがないので、その効き目については分からない。
飲みたいけれども飲まないでいる、つまり辛抱我慢を一日一日積み上げることが、断酒の継続になるわけだが、私の経験から、苦しい日々が永遠に続くわけではないことをお伝えしたい。
私は、断酒後4度目の夏を迎え、期間としては3年4か月が過ぎた。今日現在の私の飲酒欲求は??と、問われたら、
「全然飲みたくないし、もらってもいらない」
と答える。
これは、正直な気持ちだ。タバコでは、ヘビースモーカーだったのに、今では主流煙・副流煙・服に染みついたタバコ臭など、超敏感に反応し、毛嫌いしている。それと同じで、あれほどのんべーだったのに、今では、あらゆる酒は、見ただけで気持ちが悪くなる。含有されているエタノールが透けて見えるのだ。
これが、私の辛抱の先にあったもの。酒なしの安穏な生活。酒に恋焦がれない、とっても平和な生活。毎日が素面で、真剣勝負の素敵な生活。家族にも同僚にも友人にも、酔っ払って迷惑を掛けることのない、信頼される生活。
あなたも、今辛抱我慢の生活かもしれないが、その先に必ず、今よりずっと楽しく明るい生活が待っている。これは、私だけではなく、コメントを下さる、断酒生活1年以上の方が皆さん同じことをおっしゃるはず。
この夏を酒なしで乗り越えて、実り豊かな秋を迎えよう!
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