断酒って、最初は苦しい。
このブログに限っても、これまで、読んで下さった方、今読んで下さっている方、これから読んで下さる方、の数だけ、苦しみが過去に存在し、今存在し、未来に存在する。
例えば100万人の方がこのブログを読んで下さるとしたら、100万の苦しみが有り、それぞれの人が苦しみに直面し、自分でそれを乗り越えなければならない。
そう、苦しいのは誰でも同じなのだ。誰しも、何故に自分だけがこんなに苦しいのかと、天を見上げてため息をつく。でも、自分だけではないのだ。同じように酒を断った人たち、断酒の仲間たち皆が等しく苦しいのだ。
ブログを読んで下さっている方々の断酒歴は分からないが、コメントを下さる方のそれから類推すると、大体、私より後に断酒を開始された人が多い。たまに、私と同じくらいの断酒期間の人もコメントを下さる。確か、私より先輩の方では、初期の頃、苦しむ私を励まして下さった方が数人だけで、その後は現われていない。
断酒歴が浅ければ浅いほど、苦しみが大きく、期間が長くなればなるほど、苦しみが遠ざかって行く。
淡々と(?)日々ブログを書いているように見えるかもしれないが、ここまで来るのに、私も飲酒と断酒の狭間で、悶え苦しみ、葛藤の時を過ごした。それを乗り越えて、今がある。
苦しいのは誰でも同じ。
でも、私は、その苦しみこそ、断酒を安定させるためのまさに良薬であって、だから口に苦いのだと考える。
今日の午前中にtweetした私の気持ちを、ここに再録しておこう。パソコンで作る文章のように、酒に対する気持ちもコピペ(コピー&ペースト)出来れば、断酒も随分と楽なのにな~なんて、アホなことをふと真剣に考えてしまったのだ。でも、矢張り、個人個人、ひとり一人の断酒人が、自分の苦しみを苦しまないと、自分の断酒は安定しないのだ。
ブログに寄せられる悩み、《断酒始めたけれど、飲酒欲求が激しくて辛い》と言う人に・・・《酒を断ってスッキリして、もう飲みたくない》って気持ちを、コピー出来ないかな、なんてバカなことをついつい考えてしまう。でも、断酒が安定するまでのあの苦しみは、誰しも通過しなければならないんだな〜。
— 断酒男爵 (@anomiyakun) 2016年9月20日
断酒後の辛さ、代わってあげたり、気持ちをコピペ出来ないから、せめて歌に詠んでみたよ。
— 断酒男爵 (@anomiyakun) 2016年9月21日
『その辛さ とくと味わえ その先に 待つは安泰 酒なしの日々』
『断酒後の 辛さ苦しさ 時間薬 口に苦いが 良薬なれば』
『飲みたくて たまらぬ気持ち 如何せん 酒断つ人の 通る道なり』
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