酒を断って間もないころの苦しみは、痛みとは違う。
ほぼどんな痛みでも、鎮痛剤で抑えることが出来るし、痛みの根本的な原因に対処すれば、鎮痛剤も不要になる。
酒を飲みたいのに飲めない苦しみは、解決するのは簡単で、酒を飲めば良い。が、それでは断酒の意味が無い。
この苦しみは、味わったことがある人が多い。長年飲んできた酒を断っても、何の苦しみも無く平気な人は、いるのだろうか。いるとしたら、こういう人こそ、他人の痛みが分からないだろう。何故ならば、自分が苦しんだ経験が無いからである。
他人の痛みが、自分の痛みのように感じられれば、思い遣る心が生まれる。
私は、ブログを書くときに、かなり気を遣っている。誰かを傷つけることはないか、読んだ人が不愉快な気持ちにならないか。
以前も書いたけれど、私が書くことに、たまにカチン!と来る人は、酔っ払いネットサーファーくらいのものである。「あ!オレの大好きな酒の悪口を書いてやがる!」とばかりに、反応するようだ。
他人の痛みに、気付いてあげられるか。
他人の痛みを、どこまで分かってあげられるか。
他人の痛みが、自分の痛みとして感じられるか。
ネット社会では、言葉ひとつで人は傷つくし、言葉ひとつで命が救われることもある。誰かの目に触れる言葉を、丁寧に、慎重に組み立てて、ブログに置いている。
読むだけで、元気になる。
読むだけで、断酒が楽になる。
読むだけで、辛いのは自分だけではないことが分かる。
そんな内容になればいいなと考えて、いつも書いている。
たまに、過去記事を読み返すことがあるが、概ね目標は達成出来ているかな~と。
他人の痛みが自分の痛みとして感じられる温もりのある方々が、このブログに集まって下さり、とても嬉しい。コメント欄を見るのが毎日楽しみである。
このブログは、本文とコメント欄で成り立っている。
本文とコメント欄が両輪であって、どちらが欠けても、このブログは成り立たない。特に、コメント欄は、私の返信が気まぐれなのにも関わらず、多くの方々がコメントを入れて下さり、読み応えがある。コメントだけ切り出しても、ブログになる。
まだコメントされたことのない方、どうぞお気軽にコメントを!
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