昨日は、所属しているジムの忘年会だった。
酒が当たり前に出て、飲むのが多数派で、飲まないのが少数派の飲み会に関しては、これまで、その機会がある度に、どんなだったかその日の夜にブログでレポートして来た。
だが、もう、飲まないのが当たり前になったし、周囲でどんなに酒を飲まれようとも、私の心にはさざ波さえ立たなくなった。だから、昨日は敢えて書かなかった。
ただ、酒をやめる・続ける、について、ひとつ驚いたことがあったので、それを今日は書いてみようと思う。それはズバリ、断酒で若返り、アルコールで老化する、である。
以前にもこの話題については書いたことがある。断酒からまだ9か月と少しの頃だ。
2014/1/7
『老化促進?若返り?(断酒299日目)』
この時の記事では、断酒と禁煙とスロージョギングについて書いている。
あと少しで、断酒も丸4年のこの時期に来て、昨日の忘年会で何に気付いたのかと言えば、私に対して「若い!」の言葉が出たのである。まーこれ、良くあるお世辞だろうと思い、あまり気にも留めなかったのだ。
ところが、今日の午前中、昨日スマホやデジカメで沢山撮った忘年会の写真を見ていて、驚いた。自分で見ても、若い。
私と同い年であり、同じジム生でもあるK氏も毎年この忘年会には出席している。そのK氏と並んでいる写真を見て、また驚いた。昨日はあまり感じなかったが、同い年に見えない。
因みに、K氏は、問題飲酒者までは行かないが、酒が大好きで、休肝日も設けずに毎日飲んでいる人だ。
私は、あと2か月半くらいで、やめて4年になる。K氏は、その4年間飲み続けて来たわけだが、4年前の忘年会の時の写真を見てみると、私もK氏も、大して変わらないのだ。
5年前、6年前と、残っている当時の写真を見ても、飲んだくれ時代の私は、老けている。
最近は体調も頗る良く、風邪もインフルエンザも、断酒以来あまり縁が無くなった。これには、断酒だけでなく、食事の回数と量を減らした、一日一食も関係しているのかもしれない。が、この食事に関しては、私には効果があるけれど、他の方にも効果があるのかどうかは分からない。
一日一食に関しては、忘年会に集った女性の方数人と話したのだが、彼女たちの共通の意見は、
「食べるのが楽しみだから、一日一食なんて、考えられない!三食食べないと死んじゃう!」
だった。
この思い込みは、断酒前の私も同じで、
「酔うのが楽しみだから、断酒なんて、考えられない!毎日酒を飲まないと死んじゃう!」
だった。
だからと言って、一日一食を色んな人に勧める気持ちは毛頭ない。ただ、自分には、合っているとしか言えない。もちろん、断酒は不特定多数の飲んだくれの人に勧めたいけれども、
さてさて、酒を飲み続けると・・・
活性酸素が発生し、細胞が傷つき、老ける。
エタノールを分解する過程で生じるアセトアルデヒドが細胞を傷つけ、老ける。
エタノールの利尿作用で、身体から水分が失われ、肌が乾燥し、老ける。
エタノールが過剰に身体に入り、睡眠の質が悪くなり、老ける。
エタノール分解で肝臓が弱り毒が排出されず、老ける。
酒ばかり飲んで栄養が偏り、老ける。
楽しみが酒しかなく、新しいことに興味が湧かず、老ける。
酒が原因で周囲(家族・友人・職場)から孤立し、老ける。
他にも、酒を過剰に飲み続けることの弊害はあるだろう。
実は、今日の記事を書くに当たり、私の見た目が断酒の前後で変わったことについて、家族がどう思うか確認してみた。日頃私には毒を吐く娘でさえ、矢張り、飲んだくれ時代よりは若く見えると言う点では異論がないそうだ。
酒を断つと、肝臓がエタノールの解毒作業から解放され、肝臓本来の機能が復活し、強化されることが一番大きいのだと思う。4年弱の断酒期間を経て、私が自分の身体で、酒を断つことの素晴らしさを証明出来たようだ。
アルコールで老化するから酒をやめよう、と言うのと、酒を断つと若返るから断酒しよう、と言うのでは、前者は老化する恐怖が先立つが、後者ならば若返る希望が断酒の目標になる。
酒を断つことが出来るのなら、どちらでもいいのだが・・・ イソップ寓話の「北風と太陽」を思い出した。飲んだくれを旅人に例えるならば、北風《xxが怖いからやめよう》よりも、太陽《〇〇になりたいからやめよう》のほうが、良い。
私のような五十路のおっさんでも、断酒によって若返ったのならば・・・
女性の方!
断酒は金もかからず、リスクもなくて、美容効果抜群の健康法!
(我が家のマスコット・腹巻きちぃちゃん(笑))
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