昨年末から年始にかけて、ブログのアクセス数が、妙な変化を示している。
大晦日にかけてアクセスが減って行き、元旦から増えている。丸で、年内はとことん飲んで、年明けから断酒しよう、みたいにも読み取れる。
この年末年始に、飲み過ぎてとんでもない大失態をやらかしてしまった人もきっと多いことだろう。そういう人は、普段は自分のことをアルコール依存だなどとは決して思いもせず、誰かに言われても、断じて認めない。
飲酒を開始したら、その飲み方や量をコントロール出来ない人をなんと呼んだらいいのかな・・・
のんべー!?はたまた、飲んだくれ!?はたまた、アルコール依存症!?はたまた、アルコール使用障害!?・・・飲酒がその人に問題を起こすなら、これらひっくるめて、《アル中》でいいだろう。
今でも多くの人は、アル中と言えば、入院している廃人のようなイメージを持っているようだ。これは全くの誤りで、私もアル中であり、酒をやめられないなら、隣のおっさんもアル中である。
いつも書いていることだが、私が提唱している、アル中の簡易判定方法。これは実に簡単で、丸3日間平気の平左で酒を飲まずにいられるかどうか。たったこれだけだ。ポイントは、苦しまずに、丸3日間酒なしで生活出来るかどうかである。
困ったことに、この簡易アル中判定方法には欠点がある。それは、たまの機会飲酒で泥酔してしまう人を捕捉出来ない点だ。なので、もうひとつ条件を付けくわえる。それは、一度でも飲み過ぎて後悔したことがあるかどうか。
整理すると、こうだ。
のみすけ式アル中判定方法。
前提条件。
条件1:丸3日間、気分平静に酒なし生活を送ることが出来る。
条件2:過去に酒を飲み過ぎて後悔したことが一度もない。
のみすけ式アル中判定。
条件1と条件2どちらも満たす人は、アル中ではない!
条件1または条件2どちらかを満たさない人は、アル中!
アル中を治すことは出来ないが、飲まないアル中になることは出来る。ここがミソ。世間一般では、アル中は入院治療さえすれば完治すると思われているフシがある。入院治療で完治するならば、何度も入退院を繰り返すわけがない。この辺り、まだまだ酒の害が薄められてしまっている。
飲まないアル中になるには妙薬があって、その薬は慣れるまではかなり口に苦いのだ。毎日服用を続けても、苦みがなくなるまで1年くらいはかかる。
《良薬は口に苦し》と言うから、当たり前かな。
良く効く薬は、苦くて飲みにくいのである。ここから転じて、その人にとって本当に為になる忠告は、とてもとても聞くのが辛く、耳が痛いと言う意味もある。
一度成ってしまったアル中は、元のアル中ではない状態には戻らない。風邪は、引いても、暫く安静にしていれば治る。アル中は、暫く安静にして酒を一切飲まずにいても、治らない。この辺りも世間一般では誤解が多い。
1年(3年、5年、10年、30年でも同じ!)やめてたんだから、ちょっと飲んでも大丈夫なんじゃないか?
こんなことを思う飲まないアル中は、自分の病についての理論武装が出来ていない。勉強が足りない。
アル中を、飲まないアル中の状態に保つ妙薬は、断酒以外にないのである。
ただ、この妙薬は、服用当初はかなり苦い。裏を返せば、苦いほど、つまり断酒が辛いほど、効いているのだ。けれどもあまりの苦さに中途で服用をやめてしまう人も多い。その場合でも、何度でもこの断酒と言う妙薬を服用することが出来る。
断酒は苦い!けれどもアル中にはこれしか無い!
また、日常的には飲まずに、たまの機会飲酒で飲み過ぎてしまう人もいる。こういう人も、先に挙げた、改良版アル中簡易判定では、立派なアル中である!
そう言った方も、その機会飲酒のときには、断酒を貫いて、ジュースやウーロン茶などのソフトドリンクで過ごすのが良い。毎日だろうと、1年に1度だろうと、飲み過ぎればアルコールのマイナス・ハイ・リスクに晒されることは、同じなのだから。
断酒は苦いが、1年もするとほろ苦くなり、その内に、ほんのり甘味さえ感じるようになる。
☆お知らせ
2017年も断酒マラソンやってます!
名簿シート編集中ですが、今年は、何年目とか分けずに、ハンドル名の50音順にしたいと思ってます 。
元旦からでなくても途中からでも、いつでも合流して一緒に断酒しましょう!
参加したい方は、ハンドル名、性別、年代、都道府県、酒歴、断酒開始日、血液型(分かれば!)、ひと言を書いて、メールかコメントでお願いします!
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