前回の記事に、ドライバーさんから頂いたコメントに、
「自分の断酒が安定しているにも関わらず仲間を想いブログを書き続けられていることに感謝します。」
とあり、ちょっぴり照れ臭い。
断酒について自分が気付いたこと。それを、断酒を志す多くの人に知ってほしい。それで、ブログを書き続けている。
最初から気付いて断酒したのではなくて、断酒してから、酒を飲むこと、酒を断つことについて、酒から離れれば離れるほど、それらの意味が分かって来る。これらのことを、今まさに酒を断とうとしている人、酒を断って間もない人に、お伝えしたい。
例えば、いつまでも酒を断つ辛さが続くわけではないこと。これを知るだけでも、先行きが透明になるのではないだろうか。
3の単位で辛いけど、同じく3の単位で楽になるとか。3日、3週間、3か月。3の倍数で、×2で半年、×4で1年。
いつもコメントを下さる松下さんのように、私などより遥か先を歩いていらっしゃる方もおり、12年もやめていたら、一体どんな心境なのだろうか、とか、自分ではこれから体験することを、先取りしてお聞きすることも出来る。
コメントを下さる方の中に、自分の問題飲酒とやっと向き合うことになり、断酒へと踏み切ったと書かれていると、日々断酒ブログを書いて来て、本当に良かったと思う。正に、そう言う方に力添えするために書いているからである。
私自身が、断酒初期の頃、先輩方の断酒のブログに大いに助けられた。今は辛くても、この先、この方のように楽になるのだろうな、との期待を持って、断酒を継続出来るのと、そうではなくて、この先、どうなるか分からないのと、どちらがいいだろうか。
どんな思想で断酒を開始しようとも、最初の頃は、日々の飲みたさを我慢するのが辛い。同じように辛いなら、この先どうなるかが分かっているほうが良いに決まっている。
自分の酒害に気付くこと。これが先決で、その後に取る道は、禁酒ではなく断酒しかないこと。断酒は辛いが、継続するしかないこと。同じ継続するならば、その先に、明るさが欲しいこと。そして、断酒生活が安定して、酒の無い日々の暮らしが安穏に送れるようになること。
これらのことを、先を歩く者として、お伝えしたい。
酒を過剰に飲み続けている者にとっての酒をやめる不安は、酒に頼っていない人には考えられないほどの、測り知れない大きさである。果たして、酒をやめてもこれから先、生きていけるのだろうかと、真剣に思い悩むほど大きい。
だが、飲み続けるわけにはいかないのも事実。
ならば、断酒したほうが良い!と、そっと後押しするために書いている。これからも、もっともっと、自分の酒害に気付いて、酒を断つ仲間がどんどん増えると嬉しいな。
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