断酒すると、近くの人が遠ざかり、遠くの人が近くに来る。
飲み仲間は、物理的な距離は近いのに、心が遠のく。
断酒仲間は、物理的な距離は遠いのに、心が近づく。
マッキーさんの今日のブログ「断酒仲間のチカラ!」を読んで、飲み仲間と断酒仲間について、考えてみた。
端的に140文字でそれをtweetしてみたのが、こちら。
飲み友達は近くの人が多かった。飲まなくなったら、近いのに会わなくなった。断酒仲間は、日本全国に出来た。オフ会を始めたら、遠くの方が来てくれたり、自分から出向いたり、遠方の方と会うことが多くなった。心のつながりは、飲み仲間より、断酒仲間のほうが強い。会うと、また会いたくなる不思議。
— 断酒男爵 (@anomiyakun) 2017年4月10日
かつては、飲み仲間こそ自分には一番大切な人々だと、勘違いしていた。だが、断酒して気付いたのは、所詮は酒を酌み交わす間柄でしかなかったと言うことだ。もちろん、ごく少数ながら、今でも交流しているかつての飲み仲間は存在するけれども。
私の断酒仲間は、ブログを通して知り合った人が100%だが、どなたとも会う前から心が通じ合う。初対面でも、何故か懐かしい。あれ!?前に一度会ったことがあった?そんな感じの方ばかりだから、実際に会えば、話が弾む。一度会えば別れが惜しい。また会いたくなる。
実は、今の私の心の中では、つい二日前の、オフ会の余韻が冷めやらぬ。あっという間に過ぎてしまった・・・あまりにも楽しいひと時。
あの集いを、どう表現したらいいのだろう。
酒を断ったからこそ、会えた仲間。自分が断っただけでは会えなくて、相手も断った人だから、会えたわけだ。それは集まって下さった方皆さんからしても同じこと。つまり、断酒している私もあなたもひとりではないと言うこと。これが分かれば、心強い。
飲み仲間の共通項は、酒に酔うこと。酔って気持ち良くなること。
断酒仲間の共通項は、酒を飲まぬこと。断つ前に酒で苦労したこと。
自分が酒に溺れていた頃のことを、同じ断酒仲間の前であれば、あっけらかんと話せる。何しろ、似たような経験をして来た人たちが話を聞いてくれるからだ。質問は飛ぶけれど、誰も、批判も批評もしない。
仲間に聞いてもらうと、とっても心が軽くなるのだ。仲間の話を聞いてあげると、とっても心の肥やしになるのだ。
飲み仲間は得てして批評するし、批判するし、反論するし、意見する。
断酒仲間はみなさん聞いてくれる、共感してくれる、励ましてくれる。
ズバッと、飲酒習慣を断ち、断酒生活に入ると、自ずと飲み仲間は去って行くから、自分がひとり取り残されたような感覚になるはずだ。そこで、今度は積極的に断酒の仲間を作れば良いのだ。
断酒仲間大歓迎!いつでも、どうぞ!日本中に断酒仲間の輪を!その内に、世界中にも断酒仲間の輪を!(スケールでかいなあ!)
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