若い人への、飲酒のアドバイスをする記事を見つけた。
この春から社会人の仲間入りをする若者に、酒の飲み方について教え諭すような内容である。
20代、酒の飲み過ぎご用心 生ビール3杯目は黄信号(NIKKEI STYLE) https://t.co/Sx1lhB6CTR
— 断酒男爵 (@anomiyakun) 2018年3月28日
でもねぇ。先ず根本的にヘンなのは、酒を飲む事を前提にしている点。
酒を飲む、飲まないは、自分が決めることであって、周囲に合わせる必要などないことを、一番最初に書くべきだ。
それと、
「お酒に慣れていないと、飲酒のリスクをつい軽視しがち。悪酔いを防ぐ飲み方と、お酒との適切な付き合い方を知っておこう。」
と、冒頭に書かれていることに、疑問を感じた。
私は、30年以上酒を飲んで来て、酒には慣れていたのだろうが、飲酒のリスクなど、軽視どころか、考えたことすら無かった。また、悪酔いを防ぐ飲み方も、酒との適切な付き合い方も知っていたが、それを自分の飲酒に適用することは出来なかった。
あと、記事の中で医師が、「若い世代は、自分の酒の限界を知らないので危険」とおっしゃっているが、中高年のおっさん世代の私も、自分の酒の限界を未だに知らない。
また、「適切な飲み方や自分の体質を知ることが大事」とも、別の医師が言っている。
そして、更に、飲酒の危険性や、安全な酒の飲み方など、ああすれば良い、こうした方が良いと、記事は続く。
私が主張したいのは、これから酒を飲む、或いは既に飲んでいる若者に対しての、こうした飲酒を前提にした一律な適正飲酒のアドバイスみたいなものは、危険だと言うこと。
何故か?
私のように、シラフの時に理屈は分かっていても、一旦酒を飲み出したら、止まらないタイプの人間がいるからである。
適度な量の飲酒で切り上げようとか、生ビールなら2杯にしておこうとか、それを守れる人と、飲み始めたら止まらない人とが、世の中には混在しているのである。
どうしたら良いのか?
『人を見て法を説け』
である。
つまり、適量の飲酒を守れる人には、冒頭のtweetのリンク先の記事がとても役に立つ。
だが、私のような生来の、ブレーキの付いてない飲んだくれには、適正飲酒のアドバイスなど無意味なのである。
人を見て法を説くなら、のみすけには、適正飲酒ではなくて、断酒のアドバイスが必要であったわけだ。
(←久々登場の猫のちぃちゃん。おしっこが出なくなり、急きょ動物病院へ連れて行った。尿道炎との診断で、飲み薬が2種類。首にはめているのは、エリザベス・カラーと言って、あっちこっち舐めないように・・・
冒頭の子猫は、動物病院で一緒になった、メインクーンの赤ちゃん猫6匹。とっても可愛かった!)
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