ブログを読んで下さり、メルマガにも登録して下さっている方から、今朝、メールを頂いた。
この方は、これまで、20年以上の飲酒をされていたそうだ。
頂いたメール本文の中の、次の文章を読んだ瞬間、これまでほぼ5年と3か月に渡って、断酒ブログを書き続けて来て本当に良かったな!と感激した次第。
「こんな人生に嫌気を感じ、悩んでいた時に、のみすけさんのブログを発見し、60日の断酒を達成しています。」
断酒のブログを書いている者として、冥利に尽きる。
自分の書いた文章が、飲酒に問題を感じた方の目に留まり、その方の人生を、良い方向へ導く、断酒のきっかけとなり、また、断酒の継続の原動力となっていること。
私は、どこかで講演をするような有名人でもない、沢山本を書いているような作家でもない、ただの元飲んだくれのおっさんに過ぎない。
けれども、この断酒のブログの存在に気付き、熱心に読んで下さり、そして、ご自分の飲酒人生を、断酒人生へと転換させるのに役立てておられる方がいらっしゃること。
このことは、私がたった一人で酒をやめただけでは起こり得ず、日々ブログによって断酒の素晴らしさを発信し続けて来たからこそだと、しみじみ思う。
自分の飲酒の問題に気付いた人は、断酒のスタートラインに立ったわけだが、それだけでは、まだ号砲が鳴らない。きっかけが必要である。
号砲と言うよりは、そっと背中を押されることにより、断酒生活が始まるのだと思う。
背中を押される、押してもらい、断酒のスタートをする方は、酒のやめ方が知りたいのではなくて、自分がどうして断酒をしなければならないのか、そのことを知りたいのである。
自分がどうして断酒しなければならないのか、このことを理解し、腹の底から納得すると、力技でも強引にでも、酒を断つことそのものは、何とかなってしまう。
私自身が、かつて自分の酒の問題に気付き、一夜にして電撃的に酒を断ち、その後一年くらいの間、飲酒欲求にかなり苦しんだ経験を持つから、良く分かる。
当初の一年間は、日々、酒を飲みたい衝動に駆られ、それを抑えることに苦しみながらも、常に、自分は何故飲んではならないのか、その原点にいつも立ち返っていた。
苦しさの中で書き続けて来たブログは、いつしか、その目的が変化し、断酒の金太郎飴ブログになった。これまで書いてきた2000近い記事の、どれが目に飛び込んでも、断酒のことが書いてある(笑)
これからも、このブログが、自らの飲酒の問題に気付いた多くの人の目に留まって、その方の断酒のきっかけと原動力になることを心から願う。
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