wikipediaによれば、脱走とは、
「囚われている、あるいは束縛されているような場所から抜け出し、
私の若い頃は、昔の映画を2本立てとか3本立てで上映する、いわゆる名画座が、東京のあちこちにあった。
20代の頃、休みと言えば、そのような映画館へ足を運んでいた。
youtubeで、偶然に、当時観たことのある、日本の古い映画『兵隊やくざ』がupされているのを見付けた。
一度観たことがあるとは言っても、もう、30年以上前の話なので、所々しか記憶に無かったが、とても懐かしい思いで、名優・勝新太郎の豪放磊落な演技に魅入ってしまった。
この映画のストーリーは、調べてもらえばすぐに分かるので割愛するとして、私が気に入ったのは、勝新太郎扮する一等兵・大宮が、田村高廣扮する上等兵・有田にドスの効いた声で、半ば脅すように、行動を促すセリフだ。
「考えてるときじゃない!やるときだ!」
この二人は、何をやるときなのか?軍隊からの脱走をやるときなのだ。
映画話で脱線すると、脱走ならば、スティーブ・マックイーンのバイクのシーンが格好いい『大脱走』。これの音楽がまた最高。酒から脱走したい時に聴くと、効くかも!?
話を戻すと、酒を飲めないことが不自由だと、つまり、酒を飲む自由を奪われたと、酒を断った当初は感じるかもしれない。
実はこれは、全くのナンセンスなのだ。
酒に、本来の自由を奪われていたのだ。
酒に縛られ、囚われて、がんじがらめにされていたのだ。
法に触れさえしなければ、どんな手段を使っても良い。
酒から、脱走せよ!自由になるために!
と、ここまで書いて、今日ニュースで流れていたが、東京は代々木で、酒をやめるために居酒屋に立てこもった30代の男が、逮捕された。
こんな酒のやめ方聞いたことない!
— 断酒男爵 (@anomiyakun) 2018年6月27日
代々木駅前の立てこもり、「捕まれば酒やめられる」(TBS系(JNN)) - Yahoo!ニュース https://t.co/ohJfWY1hTq @YahooNewsTopics
確かに、罪を犯して逮捕されれば、ある期間、拘置所や刑務所で酒を抜ける。前科は付くけれど、無料で断酒が出来る?と言うことになる。
このような酒のやめ方は、論外!
酒をやめたいと考えている人は、酒からの大脱走をするしかない。
「考えてるときじゃない!やるときだ!」
考えても、思っても、行動しなければ何も起こらない。
目の前にある酒を、全部流しに捨てるとか。
飲み会の約束を、片っ端から断るとか。
出来ることから、酒からの脱走を始めてみたらいかが?
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