「酒に強い・弱い」とは、言葉を変えると、「毒に強い・弱い」である。
ちょうど4年前の今日、自分で書いた過去記事だが、読み返すと、良いこと書いてある(笑)
帰省ラッシュの往路のピークが今日らしい。
この時期、都会に住んでいる多くの方々は、故郷へと向かう。
私は、5年前に実家が焼失してしまったので、もう帰るところが無い。
(かみさんの実家へ、東北オフ会を兼ねて先月行ったけれど、やっぱり、故郷があるって嬉しいことだな~、としみじみ思った。)
私も経験があるけれど、田舎では旧盆の時期、同窓会があったり、親戚一同が集まったり、墓参りしたり、何しろ、酒を飲む機会が多い。
それで、酒を断って以来、毎年今頃になると、酒を断った人にとって飲酒機会が増えて大変だろうな~と思いつつ、酒に強い・弱いって、一体何だったんだろうと考える。
断酒2年目のこの記事では、アルコールに強い・弱いを、その人の持って生まれた体質に過ぎないと論じている。
断酒6年目の今の考えでは、そんなことはどうでも良くて、冒頭に書いたように、毒物アルコールに体質的に強いことに、一体何の意味があるのか、と考える。
酒に強いとは、特定の薬物(毒物)に対して、耐性があるだけに過ぎない、と、こう考えてみたらどうだろう。
即ち、専門用語で表現するなら、薬剤耐性である。
英語だと、分かり易い。drug resistansce
ドラッグ・レジスタンス!
wikipediaによれば・・・
「薬剤耐性(やくざいたいせい、drug resistance)、あるいは単に耐性とは、生物が自分に対して何らかの作用を持った薬剤に対して抵抗性を持ち、これらの薬剤が効かない、あるいは効きにくくなる現象のこと。薬剤抵抗性、薬物耐性とも呼ばれる。」
酒に強い人は、アルコールに対して、薬剤耐性があるだけなのだ。
こう考えると、酒に強いなんて、それがどうした!としか思えないし、寧ろ、アルコール毒に弱い方が、生きる上で良いことだと考えるが、どうだろうか。
毒は身体に入れなければそれで良いのに、かつての飲んだくれ時代、わざわざ身体に入れてから解毒していたこと、更に、毒への耐性の強い人に憧れていたことことのバカらしさを、痛感するのである。
結論は、4年前の記事の締めと全く同じだ。つまり・・・
真に酒に強い人は、酒の正体を透徹した目で見る。
真に酒に強い人は、酒から離れている。
真に酒に強い人は、酒を飲まない。
酒を断ったあなたは、真に酒に強い人!
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