日々断酒のことを綴っていると、酒を断った人からの賛同のコメントが入る。
たまにアンチなコメントが入ることもあるが、その内容は断酒している人への嫉妬である。酒は止めないで飲み続けた方が良いとは、決して言わない。
少量なら身体に良いとか、Jカーブだとか、これまでまことしやかに広められて来た、飲酒にまつわる効果が、ウソであることはとっくに暴かれてしまっている。
仮に本当だとしても、大量に飲む人には当てはまらない。
酒を飲まない方が良い理由は、挙げれば切りがないが、酒を飲んだ方が良い理由は、たぶん、皆無である。
飲食は人間が生きて行く上には基本で当たり前のことだ。飲んで、食べる。一日三食の人、二食の人、一食の人、と、その食事回数には色々あれど、飲んで食べない人はいない。
生きて行く上に必要な飲みものは水分であって、決してアルコールではない。これをきちんと押さえておくことが重要だ。
アルコールは、人間の身体に必要ではなく、寧ろ有害であること。それを敢えて飲む飲酒なる行為は、自分にとって異常なことであること。
ここまでに書いたことが理解出来ている人は、今、酒を飲んでいないことだろう。
それでも酒をやめられない、酒を飲みたくてたまらない人もいると思う。
そう言う人にやってみてもらいたいことがある。
大きめの白い紙を用意して、真ん中に縦の線を1本引いて、左半分に、酒を飲まない方が良い理由を、右半分に、酒を飲んだ方が良い理由を、それぞれ箇条書きにしてみてほしい。
私は、酒なんぞ全く飲みたくないし、酒を見ると吐き気を催すので、白い紙の左半分は真っ黒で、右半分は真っ白である。
酒を飲まない方が良い理由は、山のようにあるが、酒を飲んだ方が良い理由は、全く思い浮かばない。
もし、酒を飲んだ方が良い理由がいくつかあっても、イライラが解消するとか、悲しい気持ちが消えるとか、不安が解消されるとか、アルコールが回っている間だけの効果でしかないはずだ。
それは、酒を飲んだ方が良い理由ではなくて、単なる酒への逃避である。
酒を飲まない方が良い理由と、酒を飲んだ方が良い理由とで、どちらの方が数が多いだろうか。
酒を飲まな方が良い理由が、圧倒的な数を占めるのではないだろうか。
毒物アルコールを飲んだ方が良い理由などあるわけがないからである。
ただ、世の中の流れとか、付き合いとか、雰囲気とか、酔いたいとか、そんな浮ついた理由で飲むのが酒(アルコール)だ。
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