書き続けて来た二千数百日。(正確には、今日で2352日・・・)
この間、とても多くの人が、当ブログへとお越しになり、憩い、一緒に断酒して来たと思う。
ふらっと立ち寄ってすぐに出立する人もいれば、何日も連続で訪れ、コメントを残して行く人もいる。
ある期間だけ熱心に訪問し、いつの間にか去ってしまった人も多いだろう。
いっ時、夏の蝉のようにコメント欄を賑わし、あっという間に静かになる人。
「自分もやります!」と声高に宣言し、数週間で消えてしまった人。
ある意味、断酒と言う共通のキーワードを求める人たちが、この小さな取るに足りない断酒ブログ上で、今でも離合集散を繰り返している。
列車の線路に例えると、終点の無い1本の単線の線路をただただゆっくりと走り続けているのが私で、日々停車する駅で、乗り込む人、降りる人、そして、乗り込んで何日か乗車して下車して行く人、別の路線に乗り換える人が読者の方々。
同じ人でも、日々考え方に変化が生じ、合うと思っていたものが合わなくなり、離れて行くこともある。
ある日、ふとかつての場所が懐かしくなり、戻ってみたりする。
私の断酒は、開始以来一貫して変わらず、ただ淡々と酒を飲まなかった日にブログを更新する。たったのこれだけである。
まだ、のみすけは断酒のブログを綴っているのかな・・・
もう何年も覗いてないけど、また酒やめたんで、見てみるかな・・・
おやおや!あれから、毎日書いていたのか・・・
まあ、そんな感じで。
私のブログは、渥美清演ずる寅さんにとっての、おいちゃんおばちゃんが営む柴又の団子屋みたいなものかな。
寅さんは日本全国(一度だけ外国)旅に出て、テキヤ稼業で暮らしているけれど、思い立ったらいつでも帰ることの出来る故郷と家がある。
東京は葛飾柴又の団子屋(「とらや」40作目からは「くるまや」)。
一度立ち寄ったことのある人が、いつでも帰れる断酒の故郷と家を目指して、今日も明日も明後日も、私はただ営々と書き続ける。
日々のブログUPは、列車が田舎の小さな駅に停車するのと同じだ。列車を待っていた人は乗り込み、ガタゴト心地良く揺られて行くのだろう。
久しぶりに乗る人もいるだろうし、毎日待っていて乗ってくれる人もいるだろう。
一旦離れても戻ってくる人には、いつでも待っているし、断酒のキーワードで見付けて、初めて乗り込んでくる人も大歓迎だ。
乗車の定員は無限。いつ乗っても、いつ降りても、それはその人の自由。
私はただ、断酒の良さ、正当性と、飲酒の悪であること、酒害について、これまで書いて来たし、これからも書き続ける。
断酒が安定して離れる人が一番の理想だが、途中で酒を飲んでしまって離れた人には、いつでも戻って来てほしいなと、切に願う。
一度は断酒したことがある人は、断酒の素晴らしさを知っているからである。
飲酒に未来は無く、断酒にこそ未来がある。
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