千葉の柏で、歩きタバコを注意され、逆切れして相手をぶん殴って逃げた奴がいた。
3日ほど前の10月30日のことだが、この42歳の男は、今日逮捕されたそうだ。
歩いている場所が歩行喫煙禁止かどうかなど関係なく、そもそも歩きタバコ自体が、行為としてダメなのだ。
毒でしかない臭い煙をまき散らし、手に持つタバコの高さは、小さな子供の顔の高さと同じで、危険極まりないし、事故も起きている。
見ていると歩きタバコをしているバカタレのほぼ100%が、路上に吸殻をポイ捨てしている。
こんなにも害のある悪い行為なのだが、タバコを吸いながら歩きたい奴は、自分勝手なので、自分の尺度でそれを正当化している。
なので、正義感溢れる人から注意されると、逆切れするわけだ。
「もしもし、歩きタバコはダメですよ~」
「うるせぇーーー!!」
この感情、実に良く分かる。喫煙時代の私も、歩きタバコをしていたことがあるので。
因みに、私は歩きタバコをする人を見かけたら、すぐに距離を取る。バカタレの吐き出す煙、バカタレの手に持つタバコから立ち昇る煙に接したくないので。
このような習慣は悪習なのだが、自分の中で正当化してしまうのだ。飲酒もまた悪習なのだが、自分からは切っても切り離せない、大事な大事な習慣なので、正当化してしまっている。
自分勝手に大酒を飲んで良い気分になっているところへ、家族から何か嫌味を言われたことがないだろうか。
「うるせぇーーー!」と、逆切れしたことはないだろうか。
人の振り見て我が振り直せ、と言うけれど、冒頭に書いた柏の逆切れ歩きタバコ野郎の事件を見て、私は昔の自分を思い出したのだ。
今日知ったのだが、歩きタバコをするような輩には、「ヤニカス」との呼称が付いているそうだ。
おもしろいな、ヤニカス。
この伝で行くと、飲んだくれでどうしようもない輩は、「アルカス」かな。
私は禁煙し断酒したので、ヤニカスでもアルカスでもないぞ!
喫煙や飲酒などの悪習を断った経験から、それらの他にも自分にはいくつか悪習があったのだが、自分の中で正当化しても、それは我がままに過ぎないことを十分に悟った。
あなたも、自分の飲酒習慣を正当化していないだろうか。どんなに屁理屈をこね回しても、それは悪習に過ぎない。
悪臭ならば臭いの元から断たねばダメだし、悪習は自分でそれを認めてやめなければダメだ。
今の私が観察するに、タバコも酒も、薬物にハマっている人の、悪習に過ぎない。
悪習(飲んだくれる習慣)を、自分の心の中で正当化してはいけない。
自分の飲酒が悪習であることを認めること。ここから人生の転換が始まる。
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