早いもので、昨日11月8日が立冬だった。暦の上では、もう冬である。
来月の1日に予定している忘年会が近付いてきた。と同時に、まだ11月の初旬なのに、巷はそろそろクリスマスの雰囲気を醸し出している。
忘年会やオフ会では良くあることだが、かなり前に参加表明した方からメールがあり、飲んでしまったので、参加を取りやめたいと。
私はいつもそういう方には、いえいえ飲んでしまったのであれば、それだからこそ、参加して、その経験を語って下さいと、メールする。
私の親しい断酒仲間の中にも、何度かのスリップを経験しているが、何人もいる。
かつて読んだアルコール依存症の本にも、治療の上で、何度かスリップすることは織り込み済みだとの記述があった。
昨日、元タレントの田代まさし容疑者について、バッシングしてはいけないとの記事がニュースに出ていた。
短い記事だが、アルコール依存症にも当てはまるので、是非読んでみてほしい。
「またか」と思っても… 田代まさしさんをバッシングしてはいけない理由(石戸諭) - Y!ニュース https://t.co/oxB5fRd445
— 断酒男爵 (@anomiyakun) November 8, 2019
この記事の中で、いくつかアルコール依存症にも当てはまる記述があるので、抜き出して紹介したい。
「覚せい剤の依存症って、簡単にいうと脳がクスリによる快楽でハイジャックされている状態」
「依存症患者の言葉と涙は信じるな」
「ここでも問題なのは、誰かと問うてみよう。患者自身というよりも薬物依存症を意志=気持ちの問題にすり替えている周囲だ」
「仮に治療プログラムを受けたとしても、彼らが安定した断薬生活を送るには、だいたい7~8回の再発機会があるというデータがあります」
この記事は、違法な薬物への依存について書かれているのだが、合法とは言え、アルコールも同じ薬物の仲間なので、捉え方も同じで間違いない。
自分で決めて始めた断酒を、途中でスリップして中断してしまっても、それは、断酒が安定するために織り込み済みのステップなのだと考えて、前進するのが良いのだろう。
私自身、これまでスリップの危険はあったものの、何とか乗り越えて今に至っているのは、ブログで知り合って励まして下さった仲間のお陰だと、感謝している。
私は、断酒初期の頃の私を助けて下さった方々への恩返しもあって、これからもブログを通して、断酒している人、断酒したい人を応援し続けようと思う。
そんなわけで、12月1日の忘年会がとても楽しみだ。
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