雪こそ落ちて来なかったが、どんよりとした冬空だった。
寒くても、私の利用する駅の所定位置には、今日も9%のロング缶を片手の、アル中爺さんがお出ましになっていた。
気温の低下と共に、酎ハイから熱燗へと変わることもなく、コスパの良い(?)アル中御用達のストロング系が、彼らの定番のようだ。
私などは、爺様になる前に酒を断つことが出来て良かったと考えるべきなのだろうが・・・
断酒の良さを知ってしまった今、いやいやもっと早く酒を断てば良かった、もっと言うなら、最初から飲まなければ良かったと、頻りに後悔するのである。
なので、20代とか30代とかで、酒害に気付き断酒を決断し、実行に移す方に出会う度に、羨ましくて仕方が無い。
昨日の忘年会にも、30代の方が何人か参加されていた。彼等は眼が輝き、口から出る言葉にも力強さを感じた。何より生気が感じられ、活き活きとしている。
私が日頃このブログで展開している持論として、50歳になったら無条件に酒を断つことが、その後の人生をより良くすると言うのがある。
自分がその位の歳で断ったのもあるけれど、50歳を過ぎると、加齢によって内臓が弱くなるし、酒で失敗した時に、若い頃と違って取り戻すことが中々に難しいから。
これは、最低限50歳であって、断酒する時期は、若ければ若いほど、早ければ早いほど良いに決まっている。一番いいのは、人生の最初から酒なんぞ飲まないことである。
私はもう二十歳の頃に戻れない。なので、自分のDNAを受け継いだ我が子には、人生の最初から酒とは無縁で生きるように教育し、それが実現している。
断酒するなら、年齢的には若ければ若いほど良いし、時期的には早ければ早いほど良い。
なので、今、酒を断とうかどうか迷っているなら、たった今、手に持っている酒を、トイレでも台所でも洗面所でも良いので、捨ててしまうことだ。残っている酒も、同じように流してしまうことだ。
これだけは飲んで明日からやめようとか、今年一杯は飲んで、元旦からやめようとか、そう言う未練たらしいことでは、ダメ。
きっちりと酒と訣別するには、酒への未練をズバリと断ち切らねばならない。
私はこれまで、酒を断ったことを後悔した人に会ったことが無い。
断酒仲間のみなさんは、口を揃えて、
「断酒して良かった!もっと早くやめれば良かった!」
と、同じことを言うのである。
『若ければ 若いほど良い 断酒かな』
『早ければ 早いほど良い 断酒かな』
さあ、たった今から断酒しよう!
(冒頭写真のメガ炭酸水は、ぽるぱるぺるさんが、ネタで作って下さったもの。多分、普通のビール大生の2倍くらいの量はあったかな。ゴクゴク飲んでしまったけれど、もちろん、炭酸水なのでOK!)
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