最近、割と親しい知人から聞いたトンデモ話がある。
知人の属するその会社(中小企業)では、新規採用はせずに、人が不足した時だけ中途採用をしているそうだ。
人事担当と言う部署を置くほどの規模でもないので、社長自ら面接官となって、社員募集に応募して来た人とやり取りをする。
その会社で行っている業務の経験があるかどうかが、先ずは第一の採用ポイントであるが、第二のポイントは、ナント、酒が飲めるかどうかなのだと!
えぇぇぇ!!
ひと通りの業務経歴などの質問の後・・・
「ところで、キミ、酒は飲めるの?」
「酒が飲めないようじゃ、うちじゃ仕事にならないよ」
「やっぱりさ、酒飲むのも仕事の内だからね」
こんな言葉がポンポンと発せられるとのことだ。
ん~??
例えば、その会社で行っている仕事内容に十分精通した経験を持つが、下戸のAさんと、その仕事はほとんど経験が無いけれど、大酒飲みのBさんが採用の面接に来たとして、この社長は一体どちらを採用するのだろうか。
仕事と酒が飲めるかどうかがリンクしているなど、時代錯誤も甚だしいし、これホントの話なの?と私は思った。
でも、その知人は、自分が勤めている会社のことなので、その通り本当のことだと語った。
本当なんだな~
しかし、酒が飲めるかどうかが採用の基準に入っているって、一体どんな会社なんだかな~
とは思ったものの、わが国日本の飲酒事情を鑑みれば、これ、十分に有り得る話で、さすがに大企業では無いだろうけれど、中小企業ではあるのかな。
断酒が当たり前の私には、仕事をきちんとこなせるのは、酒を飲まない人であることがとても良く分かる。
酒飲みは、ついつい飲み過ぎた翌日に二日酔いで仕事にならないことがあるではないか。休んでしまうこともあるだろう。
仕事が終わったら酒を飲みたくて飲みたくて、日中ソワソワしているではないか。
一方、酒を飲まない人は、飲み会の翌日だって、ビシッと始業時間前に出社して、クリアな頭で仕事に取り掛かり、バリバリこなすことだろう。
ある仕事に関して、同じ能力を持った人が二人いて、ひとりは酒を飲まない人で、もう一人は大酒飲みだったとして、果たしてどちらの方が仕事が出来るのだろうか。どちらの方が信頼出来るのだろうか。
だが、酒が飲めるかどうかが採用の基準に入っていたり、能力の評価に入っているような会社が今でも存在することは、どうやら本当のことらしい。
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