昨日の記事へのコメントで、さとうさんは丸3年、楽々さんは200日、まるあさんは24日の断酒継続とのこと。
千里の道も一歩からと言うけれど、あるまとまった期間を酒無しで迎えると、断酒初日があったからこそ、今があるんだと、つくづく思う。
私は、最初、1週間を超えて、8日目の頃、これは「前人未到の快挙だ!」と、大いに喜んだことを思い出した。
(8日目のブログにも書いているけれど「前人未到」の前人とは、もちろん断酒した自分自身のことである。)
最初は、100日、200日と、100日単位の達成感を味わっていた。初年度のブログを読み返すと、懐かしい。
更に、断酒の丸3年の実感だが、これは、是非とも、積み重ねて達成してみて頂きたい。
丸1年の時に、これが日々の積み重ねの結果で、この心境がずっと続くのだな~、と、かなり楽になった酒なしの生活を喜んだものだった。
丸3年を迎えた、2年前の3月の日。丸1年の頃の気持ちとは明らかに違い、更に安定していることが分かった。
丸3年で、やっと自分の飲酒を過去に置き去りにすることが出来たような気がする。1年から2年くらいの時は、まだ飲酒の生々しさが心に残っていたかもしれない。
そんな遠い未来の日なんか想像も出来ない!自分は、今日、たった今を乗り越えるのに精一杯だ。と言う方も多くいらっしゃることだろう。
私が言いたいのは、今日酒を断てば、明日になると、飲酒が過去になっている。一日経つごとに、最後に飲んだ日から遠ざかる。このことである。
飲酒を置き去りにして、今を生きる日がきっと来る。
かつて一緒に飲んでいた人は、まだ飲んでいるだろう。その人にとっては、飲酒は現在進行形であり、未来につながっている。
断酒した自分は、たった一日であっても、確実に飲酒が過去になっているのだ。
但し、悲しいことには、酒は麻薬なので、どんなに長い期間断っていても、一瞬で置き去りにしてきた過去の飲酒と現在がつながってしまうことがある。これは、断酒が初日の人にも、3年を越えた人にも、10年の人にも、等しく起こり得る。
一度酒の味を占め、快楽を覚えてしまった脳には、その記憶がしっかりと刻まれており、消すことは出来ない。何かのきっかけで、この記憶が蘇り、再び飲酒の世界に舞い戻ると、頭では分かっていても、ある期間飲み続けることがある。
過去だったはずの飲酒が復活してしまったら、また断つ。同じことの繰り返しだが、二度目でも、三度目でも、飲まない生活への飽くなき挑戦をすれば、きっと安定する日々がやって来る。
私がこれまで会った人の中にも、一度でやめることが出来た人、二度目でうまく行った人、三度目、四度目の人もいらっしゃるが、皆さん、現在は継続して、とても明るい笑顔を見せて下さる。
きっと、あなたも、飲酒が過去になる日がやって来る。
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