先日の忘年会は、40歳前後の方が5~6名参加して下さった。
会話に耳を澄ませていたら、その内のどなたかが、飲酒の夢の話をしていた。
「夢の中で飲んでしまって、青くなって起きたら、夢でホッとしました。」
こんな感じの話で、聞いている人たちも、自分も同じ経験がある!と、飲酒夢の話題で盛り上がっていた。
概ね、断酒しているのに、飲酒の夢を見るのは、まだ酒に未練があるからだろう、とか、夢で良かったけれど、何だか不愉快だ、とか、そんな感じの受け取り方のようだった。
実は、断酒してから見る飲酒夢は、全く正常であって、寧ろ、順調に回復している証拠だとの、精神科の医師の意見を読んだことがあったので、夢のお話をされてた方たちに、そのことを伝えた。
皆さん、それを聞いて、
「え!そうなんですか!?」と、ちょっと驚いたようだった。
もうひとつ伝えたのは、断酒してから1年くらいは飲酒夢を見るかもしれないけれど、2~3年経って、断酒が安定してくると、夢の中でも断酒していると言う話だった。
2年前の12月のこちらの記事に、そのことが書いてある。
私は、ここ最近では、夢を見ても、酒場も、酒も出て来ないので、夢の中でも断酒しているかどうか、分からない。
酒への執着とか未練が、きれいさっぱりと消失したので、夢にも出て来ないのだろうと思っている。普段、全然酒を欲しない、どころか、酒が視界に入ると、吐き気を催すくらいだし。
今年断酒を始めた方で、今、たまに飲酒の夢を見る人がいたら、それは、順調に回復している証拠なので、安心してほしい。
忘年会に出席していた方にも言ったのだけれど、飲んでしまった夢を見たら、お金もかからず、酔いもせず、実害はなくて、飲酒のシミュレーションが出来たと思って、喜んだ方が良いと。
あ~、せっかくやめていても、飲んでしまったら、こんなに後悔するんだな、と。それが夢の中で分かったのだと。
一日断酒を積み重ねて、それが2年とか3年になって来ると、きっと、夢の中でも酒を飲まない自分に出会えるはずだ。
私が初めて、そんな夢を見た時、起きてから夢の内容を振り返って、
「あれ、オレ、夢の中でも断酒してたな!へぇ~!!なんだかすごいじゃん!」
と、とても感慨深かった。
忘年会で飲酒夢の話をしていた仲間たちは、もう少し時間が経つと、夢の中でも断酒をしているよ、との私の話を聞いて、
「え!そうなんですかぁ!これから、夢の中でも断酒をしている自分に出会えるんですね!」
と、嬉しそうだった。
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