若者の一気飲みトラブルは、集団で酒を飲む場で、「いっき!いっき!」と囃し立てるのだとばかり思っていたら、最近はどうも違うらしい。
『若者の飲酒トラブル コールなしでも「空気読め」 繰り返される悲劇』
(産経新聞 7月23日(木)7時55分配信)の記事で、概略次のような事が書かれていた。
最近の若者の間では、「いっき!いっき!」は流行らず、その場の雰囲気で飲まざるをえない状況に追い込まれ、自ら一気飲みしてしまうのだと。これ、一気飲みをさせただろうと、後から責められても、そんなことはしていないと、言い逃れするのに好都合らしい。
飲酒を強要したりするアルハラ防止のキャンペーンなどそっちのけのようだ。
「こんなに場が盛り上がっているんだ。空気を読めよ。読んでどうなんだ?お前も酒を一気飲みして、場を盛り上げろよ!」との、無言の圧力が、宴会に出席した若者に襲い掛かる。
若者だけではなく、世の中の大人たちも、何かにつけて、がやがやと集まって酒を飲む習慣に疑問を持ち、不参加を決め込んでみては如何だろうか。
私は若い頃、と言うより子供の頃から、集団とかグループが嫌いな一匹狼タイプだったので、大人数での飲み会は苦手だった。誰かに注がれるのも嫌だし、誰かに注ぐのも面倒くさくて嫌だった。要するに、付き合いの悪いタイプだ。このことが、私を(ほんのほんの少しだけ)酒害から守ってくれたような気がする。
先ずは、酒を飲みたい人へ。酒を飲みたいなら、勝手に一人で好きなだけ飲んでいるのが良い。誰かに無理やり勧めて飲ませるのはやめてほしい。
次に、酒席が苦手な人へ。きっぱりと、出なければ良い。たったこれだけのことだが、実は、日本の社会では、これが中々難しい...のであれば、出ても、きっぱりとアルコールを拒否すれば良い。自分の命を守るためである。その危険を冒してまで、他人の酒に付き合う必要はないのである。
私の勝手な思いは、集まって酒を飲むな!である。
大体、独りで飲んでいてさえ、アルコールが回ってくれば碌な考えには至らないのに、そんな奴らが何人も集まれば、アルコールに操られた碌でもない考えの相乗効果で、更にトンデモナイことになるに決まっているのである。
本当は、
酒を飲むな!
と言いたいところだが、百歩譲って、
集まって飲むな!飲むなら一人で飲め!
と、酒をやめる気などさらさらなく、飲みたいだけの輩には進言しておく。
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