「酒を飲んではいけません!」
沖縄の海軍兵が飲酒運転で事故を起こしたことへの措置として、日本国内のアメリカの海軍兵士は、飲酒全面禁止になったそうだ。
実際のところ、禁止されても、飲む人は飲むだろう。飲まずにはいられない人が多い上に、日本全国、どこでも24時間酒を買える店も多い。日本と言う国は、酒を飲む人間にはまことに住みやすい。
それに、アメリカの海軍の兵士が禁酒したところで、日本全国の飲んだくれ共には何の関係も無く、飲酒運転事故は今日も起きることだろう。
病気を治療するための薬は、期待する効能を得るための服用の量と頻度が決まっている。それを守らないと、薬の副作用で命が危険に晒されることもある。
一種の薬である酒は、期待する効能(酔うこと!)を得るための服用の量も頻度も飲む人任せだ。製品には、「お酒は適量を楽しく飲みましょう。」などとわけのわからないことが書いてあったりするだけだ。それに、健康なのに大量に毎日服用する人もいる。
はてさて、冷静に考えると、酒とは一体何なのだろうか。
普通に店頭に並んでいる商品なのに、「飲んではいけません!」などと大仰な言い方で、その自由な摂取を規制される飲み物は、酒以外に無い。何故に規制をかけるのかと言えば、それは明確で、飲むと害があるからである。
飲みたいのに訳有って断っている人は、ここのところを理解して、自分が酒を断っていることの正当性を噛み締めてみてほしい。断酒の素晴らしさが、とてもよく分かり、こんなとんでもない飲み物に憑りつかれていたことに、恐怖の念を覚えることだろう。
身体に摂り入れる必要があるわけでもないのに、毎日のように飲まないといられなくなる、悪魔の飲料。どんなに飲んでも決して満足することが無い、悪夢の飲料。まだやめて無い人は、これを機にやめてみたらどうだろうか。
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