毎日毎日、よくもまぁ飲酒運転絡みのニュースがあるもんだ、と...ふと考えてみたのは、tweetもしたのだが、これから先も、
「飲酒運転者と取り締まる側の壮大なるいたちごっこ」
は、永遠に続くのだろうと。
飲酒運転する人・した人は、飲酒の前までは、飲酒しての運転など論外だと分かっているはずだが、飲酒して酔うと、それがスッポリと頭から抜け落ちてしまうのだ。で、気が大きくなって、「オレ(ワタシ)なら、大丈夫!」と言う心理になって、車を運転してしまうのだろう。
酔った時の心理状態について、ネットで調べたら、概ね次の3つの状態があるそうだ。
「万能感」「合体感」「陶酔感」
「万能感」は、オレ(ワタシ)は、何でも出来る!何でもどんと来い!と、ある種スーパーマンになったような心理。いつもは気が弱い人でも、酒を飲むと大言壮語するのも、これかな。ケンカしちゃうのも、本当はフラフラのくせに、頭の中ではブルース・リーになっちゃってたりするのかも。
「合体感」は、 他人と自分との距離が無くなり、一体化してしまうような感じ。誰もが自分の親しい友人になってしまうような。だから、酔うと、隣に座った見ず知らずの人とも気軽に話してしまうのだろう。私がそうだった。しかしこれが高ずると、自分には酒があるから大丈夫だと、酒と一体化してしまうそうだ。
「陶酔感」は、うっとりとしてとても気持ちが良い感覚だ。これは、酒で酔ったことのある人なら、誰でも分かるだろう。これを得るために酒を飲むのかもしれない。
飲酒運転をしてしまうのは、この中でも「万能感」からだと思う。酔いが回ると、自分は何でも出来る。車の運転なんてお茶の子さいさいと、勝手に自信にあふれて運転してしまうのではないだろうか。
私は、かつて車を所有していた時期もあったが、飲酒しての運転はしたことが無い。私の酒癖は、そもそも酔うと寝てしまうので、車に乗り込むことさえ出来ないのであった。
私の場合、この3つの感覚の中で、「合体感」はかなり強かった。一緒に飲んでいる人だけでなく、家でひとりで飲んでいる時など、次から次へと知り合いを思い出し、普段嫌っている人まで、「あいつは本当はいいやつなんだ」なんて考え直して、メールを出したり、電話を掛けてしまったりしたこともある。
翌日、醒めてから、送信済みのメールや、電話の発信履歴を見て、「あぁーーー!やっちまった!」と、悔やんだことが何度もある。
酔っ払うって、本当に恐ろしいことである。
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