ここで、ある方、とは、昨日遠方(岩手県)よりのみすけの居住地まで来て下さったティモ太郎さんである。
昨日は、久しぶりの再会と、断酒朋の良さについて書いた。
今日は、3時間半に渡る会話の中で、興味深く伺った、ティモ太郎さんの、断酒事情について、書いてみたい。
以下、ティモ太郎さんの独白の形式で書いてみる。
=====================
私は、断酒を志した時、自分がアルコール依存症であることは認識していた。
それより遥か前に、禁酒セラピーを買って、何度も何度も読んでいた。
酒を飲みながら読んでいたこともある。
内容は実に良く分かるのだが、それで禁酒をすることは出来なかった。
酒を断たねばと思い、アルコール依存症専門の病院を探したが、家の近くにはなくて、一番近いところで、50kmは離れていた。
これでは、何度も通院するとなると、往復がかなりしんどい。
それで、医療機関へかかることは諦めた。
断酒会とかAAとかの自助の会の存在は知識としてあった。
けれども、私の住んでいる所は、田舎特有の、近所の目とか噂をとても気にするので、最初から行きたいとは思わなかった。
何故ならば、私の周囲には、地域の人、職場の人、その他関係する人全てに言えることだが、アルコール依存症を正しく理解している人は、殆どいない。
アル中は、一種の精神異常者のような扱いを受けるからである。
さて、どうしたものか、酒はやめたし、周囲には知られたくなし。
そこで、ネットで断酒の情報を探る内に見つけたのが、のみすけさんのブログだった。
私は、酒のやめ方を求めていたのではなくて、何故酒をやめなければならないのか、その尤もな理由が欲しかったのだ。
読み進む内に、ふむふむ、なるほど!と、断酒しようとする私に、それが如何に理に適っていることなのか、理解することが出来た。
のみすけさんのブログにコメントしたり、メールしたりするのは、1年間きっちり断酒してからにしようと思い、それが達成できた時、連絡してみた。
=====================
以上、昨日ティモ太郎さんからお聞きした断酒事情を、かなり端折ってまとめてみた。
私も、地方(長野県)出身なので、田舎特有の近所の目のうるささ、えげつなさが良く分かるのだ。
都会では、隣に誰が住んでいるのか分からないし、例えば、近所の自助の会に顔を出しても、恐らく知っている人はいないかもしれない。
田舎では、ちょっとしたことが、色んな人の口を伝わる内に、とんでもない話に化けることが良くある。それこそ、文字通り、針小棒大に変化するのだ。
アル中に関しては、その正式な病名である「アルコール依存症」も、浸透していない。
なので、ティモ太郎さんのお話はとても良く分かった。
よく断酒の三本柱として、通院、抗酒剤、自助の会と言われるが、世のアル中が全てそれが適う地域に住んでいるとは限らないようだ。
酒を断つには、矢張り、個人個人の工夫と仲間が必要である。
☆追記(2018/5/19)
記事にした後、ティモ太郎さんからメールが届いた。
私にとっては、とても嬉しい言葉!
=====================
断酒会やAAが恥ずかしい人ほど
オフ会が最適ですね。
限りなく知り合いに会う可能性
低いですからネ(^^)
ブログ100記事もいいけど
1回本物のみすけさんに会う!
それがグッドですよ!
百聞は一見に如かず。
=====================
*広告
↓↓↓※コメント欄は、承認制にしています。すぐには反映されませんが、必ず、読んで承認しますので、お待ち下さい<(.".)>
(まことに勝手ながら、コメント内容によっては、承認の前に、削除することもあります)