ストロング系の酒について、中々良い記事を見つけた(と、思った)。
これまで街で見かけるアル中は、ワンカップや紙パックの日本酒や焼酎を片手にしていることが多かったが、最近はストロング系の缶酎ハイにシフトしているようだ。
安く早く酔えるから、日本酒や焼酎から移行したのかもしれない。
『ストロング 依存症へと まっしぐら 売れてウハウハ メーカーの罠』
— 断酒男爵 (@anomiyakun) 2019年3月5日
ストロング系の酒 依存症警鐘 2019年3月5日 https://t.co/SjcsjZvx70
ふむふむ、中々良いことを書いているではないか、と読み進んでいたのだが、最後にこんな文があって、それまでのこの記事に関する私の評価は、一気に引っくり返った。
「言うまでもなく、ストロング系が悪いのではなく、問題は飲み方だ。」
言うまでもなく、だと?!
ストロング系が悪いのではなく、だと?!
問題は飲み方だ、だと?!
記事の中で、こんなことが書かれている。
適量と言われているアルコールの量は、1日20グラム。それに対して、ストロング系のロング缶(500cc)は、アルコール度数が9度なら、純アルコール量は36グラム。これは、テキーラをショットで4杯弱飲んだ量に相当する。
ロング缶を1本飲むと、それだけで適量のアルコール量の倍近くを摂取することになるのだ。プルタブを一度開けてしまえば、半分飲んで、残しておくなどと言う飲み方は出来ない。飲み切るだろう。
すると、酔いが回り、もう1本と、次の缶に手が伸びるのではないか。
これをもってしても、ストロング系は悪くないと言えるのか?
問題は飲み方だと?
ロング缶1本を飲み干す飲み方ではアルコール摂取量が多すぎるのなら、半分残しておいて、翌日に飲めとでも?
はっきり言って、ストロング系は、悪い。これを何故言わないのだろうか、マスコミは。飲酒礼賛の提灯記事ばかり書いている。
ごく少量でも、酒は身体に害があるとの研究結果もある。
「酒=アルコール=毒」なのだが、これを正面切って書いた記事は見たことがない。
とにかく、飲料としての酒を擁護し、酒の問題は、飲む人の飲み方にあるとの論調に終始している。
私もそうだが、親しい断酒仲間達も、酒の正体を見抜いてしまったので、飲酒礼賛の提灯記事を読むと、その見え透いた魂胆を笑ってしまう。
日々報道される飲酒絡みの事件・事故でも、当たり前のように、酒を飲んだ人が100%悪いと言う書きっぷりである。
飲み過ぎると、人を犯罪者に変えてしまう、悪魔の飲み物・酒については、何一つ触れられてはいない。
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