今晩は、学業とバイトで忙しい娘が、珍しく夕食を共にした。
大学の1年ならば、まだ18~19歳の子が多いわけだが、友達は普通に飲酒しているそうだ。
サークルに入った子は、飲み会が多く、酔ってやらかした話を良く聞くと言う。
娘:「サークルの活動より、飲み会のが多いみたいだよ」
のみすけ:「へぇ~!友達って、まだ18とか19なのに?酒飲んでるの?」
娘:「当たり前に飲んでるよ。バカだよね」
の:「頭やられちゃって、勉強にならないな」
娘:「オケオールなんて、しょっちゅうみたい」
かみさん:「え?何それ?オケオールって??」
娘:「知らないの?カラオケのオールナイトってこと」
か:「へー、オケオールって言うんだ~」
娘の友達(♀)は、まだ18歳なのに、サークルの飲み会で酔っ払い、ふらついて転倒し、両手の肘と、両足の膝を擦りむいたのだそうだ。
「酔っ払って、転んじゃったよ~」
と、悪びれることもなく、酒を飲んで酔うことを楽しんでいるそうだ。
娘は、こんなことを言っていた。
「ばかばかしいよね~。お酒に金使って、酔っ払って怪我してさあ。それでオケオールなんかしてたら、勉強する時間もないじゃん」
父親の私がもし、あのまま飲んだくれていたら、今の娘ではなかったかもしれない。酒を飲むことを覚え、友達とオケオールしていたかもしれない。
自分の父親がだらしなく毎夜酔っ払っていたことと、6年前に酒を断ち、今度は口を酸っぱくして酒の害を説きまくり、酒なんぞ人生の最初から飲むんじゃない!と吠えているのを聴いて、娘は分かってくれたようだ。
息子も、同じように父親からの「酒は毒だ!絶対に飲むな!」の教えを毎日聴いていたので、酒とは縁がない。尤も彼はその前に、母親の血を引き、一滴も飲めない体質なのだが。
断酒してまだ2か月くらいの頃、当時息子は中学3年生だったが、この子が成人しても一緒に酒を飲むことがないのが、とても淋しいと書いていた。
まだまだ断酒2か月くらいの頃は、酒に未練たっぷりであった。
断酒継続の成果は、自分だけでなく、子に酒を飲まない人生を選んでもらえたことだ。
元飲んだくれのどうしようもないオヤジだが、何とか自分の子には酒の正体を正しく伝えることが出来た。これも断酒の賜物である。
酒なんぞ、人生から除外しておけば、少なくとも酔っ払ってやらかすことはないわけである。
本当に単純なことなのだ。酒を飲まないだけで、どれだけ人生が豊かになることか。
*広告
↓↓↓※コメント欄は、承認制にしています。すぐには反映されませんが、必ず、読んで承認しますので、お待ち下さい<(.".)>
(まことに勝手ながら、コメント内容によっては、承認の前に、削除することもあります)