朝晩はめっきり涼しくなったが、日中はまだまだ残暑が続く。
今日の昼間の日差しは強く、暑かった。
いつまでも続く残暑は、ストレスになるなぁ~などと、かつては暑さが続くことも酒を飲む口実になり、今日も暑いから、プシュッ!などとやっていたことを思い出した。
その時・・・
なぁーんだ!そうだったのか!
と、かつての自分が解消していたのはストレスではなくて、フラストレーションだったことに気付いた。
単純なことに気付かず、騙されたままでいることが、飲んべーには多い。
中でも、ストレスとフラストレーションを取り違え、それをうまいこと酒を飲むための理由にしている。
飲酒によってストレスを解消するのは、大いなる間違いで、大うそであることを、5年前に書いている。
今日気付いた、ごく単純な理屈に、この時は全く触れていない。思い及ばなかったわけだ。
簡単に書くと、フラストレーションとは、欲求不満のことであり、ストレスとは精神の緊張のことである。
○○したいが、今はxxの理由で出来ない。
これがフラストレーションだ。
酒を飲みたいが、今は仕事中なので出来ない。
こんなものは、仕事が終わりさえし、酒場へ直行することで、解消するわけだが、この時、解消しているのはフラストレーションに過ぎないのに、あたかもストレスを解消出来ていると勘違いしているのだ。
一方、ストレスは、そう単純なものではない。
ストレスの原因には様々なものがあり、ひとつだけとは限らず、複合している場合もある。
飲酒によって、薬物アルコールが脳に回ることにより、感じているストレスを一時的に忘却するので、解消したと錯覚するのだ。
ストレスの原因を分析することもせず、あたかも酒(アルコール)がストレス解消の万能薬でもあるかのように思っていること自体、全くのナンセンスなのだ。
酒から醒めてみれば、却ってストレスが増大しているかもしれない。何故なら、酒を飲んだことにより、ストレスの原因が増悪している可能性が高いからである。
酒が飲みたいなぁ~!!でも今は飲めないや。
この欲求不満(フラストレーション)を、あたかもストレスと勘違いし、仕事帰りにコンビニで酒を買い、グビグビ飲んで、
「うぅ~たまらん!酒はストレス解消の魔法の薬だ!」
などと、ひとりごちているのが飲んだくれだ。
そこの、あなた!
フラストレーションとストレスを混同してはいないだろうか。
酒を大いに飲ませたい、飲んでもらわねば困るメーカーや国は、あたかも飲酒でストレス解消が出来るような大嘘を垂れ流している。
*広告
↓↓↓※コメント欄は、承認制にしています。すぐには反映されませんが、必ず、読んで承認しますので、お待ち下さい<(.".)>
(まことに勝手ながら、コメント内容によっては、承認の前に、削除することもあります)