新年が始まったかと思いきや、今日でもう3週間が過ぎた。
容赦なく時は過ぎて行く。
2020年の断酒ライフは順調だろうか。
私のそれは、もはや断酒ではなくて、暮らしに酒が無いだけ。
酒がない暮らしが当たり前の日常で、酒の存在は異常と認識。
もちろん、酒への警戒は怠らないが、構えてそうしているわけではない。
私が良く買い物をする店は、レジへの通路に酒が置いてあるので、否が応でも酒類が目に飛び込んで来る。
今は、それらには無反応だが、断酒後半年くらいは酒が視界に入るのが辛かった。何故かと言えば簡単な話で、酒への未練がたっぷり残っていたからだ。
酒未練に関して、今日の昼間こんなtweetをした。
🍶酒は単なる液体だから、こちらが縁切りしても、人間のように追いすがって来たりはしない。酒を断ってすぐの頃、酒に後ろ髪引かれるような思いがするのは、心の中の酒への未練がそうさせる。断酒とは酒を断つことだが、心の中の酒への未練も断たねばならない。
— 断酒男爵 (@anomiyakun) January 21, 2020
『断て未練 飲まぬと決めた 酒なれば』
断酒とは、酒を断つことだが、同時に酒への未練も断たないと、安定はしない。物理的に酒を断っていても、心の中で酒への思いの炎が消えていないなら、それはそれは危険だし、辛いことだろう。
別れて二度と会うことのない元恋人を、いつまでも未練たらしく思っているのと同じことだ。
あなたはどうだろうか。酒だけでなく、酒への未練も断つことが出来ただろうか。
この酒への未練と言うやつ、一筋縄で行かない。心のどこかに残っている曲者だ。未練とは、心の中に燻っている焼けぼっくいである。完全に消火されていないので、微量のアルコールが身体に侵入すると、再点火して燃え上がる。
酒の断ち方も色々あるし、酒未練の断ち方も色々あるのだろう。それぞれ個人で考え方ややり方を工夫して、自分で納得出来るのが一番よろしい。
私の場合は、いつも書いていることだが『嫌酒』一本で断酒を進めた結果、大成功した。大嫌いになった酒なんぞに未練などあるわけもない。
時間はかかったが、酒に対する思いを、好きから嫌いへと180度の大転換を図ることが出来た。
あと二か月ほどで、酒を断ってから7年になろうとしている。この間、一度も吐いたことが無いし、毎朝快適に起床している。
酒と酒未練と、この二つを断つことで、生活が快適になる。ただ快適になるのではなくて、飲酒時代に比べるなら、劇的に快適になるのだ。
もし、表面上酒を断っていても、心の中にやけぼっくいがあるならば、どうしたらそれを完全に消火出来るか良く考えて、消し、酒未練を断つことだ。
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